2010年 07月 24日
「恐怖」を観ましたよ
この作品で取り上げられるモチーフは「人体実験」と「集団自殺」なわけですが、どちらも生死に対して冷静で計画的でその不自然な感じがとにかく怖い。というか「人体実験」とか言葉だけでもすでに怖い。 物語の中身も不自然で、とにかく全てが過剰でイビツでまがまがしい。ついでに片平なぎさが恐ろしい。 映画としての虚飾やケレン味をはぎ取った”偶然カメラに写った何か”が一番怖いという昨今の風潮に逆行するかのように、決定的に作り込まれたうえで暴走する恐怖というのはやはり別格なものがあります。 オカルトは信じないけど"呪い"は絶対にあるよな!とか考えながら帰りました。
by erenoa70
| 2010-07-24 12:41
| Movie
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