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「佐々木昭一郎というジャンル『夢の島少女』」を観ましたよ
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ユーロスペースでの特集上映、佐々木昭一郎というジャンルで「夢の島少女」を観ましたよ。劇場はパンパンに満席だったので立ち見での鑑賞。

NHKでのディレクター、佐々木昭一郎さんの1974年の作品。ずっと気になってたんだけど、2001年にNHKアーカイブスで再放送された時には思い切り見逃してしまい死ぬほど後悔したので、劇場で観れる機会があってホントに良かった。

フィクションともドキュメンタリーともつかない幽玄的な雰囲気を醸し出しながら、その裏で緻密な音響設計があったり、ラストには見たことも無いとんでもない空撮があったりと、もの凄い作り込み方。

そうした技術的な要素とは別に、主演の中尾幸世さんがカメラに向ける視線がとにかくスゴい。まるで世界から切り離されてしまったような顔で見つめてくるのでこちらも簡単に目をそらせないような気分になってくる。

こういう"演出を超えた演出"を見せつけられると映画がさらに面白くなるのでいい刺激になりました。でも久しぶりの立ち見鑑賞は衰えた両足にも刺激を与えてくれたので自分の年齢を痛感させられました。
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by erenoa70 | 2010-08-01 02:07 | Movie