2010年 08月 05日
「ロストクライムー閃光ー」を観ましたよ
「女囚さそり」シリーズで知られる伊藤俊也監督が、三億円事件の真相に挑む刑事もの。三億円事件というモチーフしかり、序盤から「刑事の価値は階級じゃねえ・・・履きつぶした靴の数だ!」なんてセリフが飛び出すという昭和っぷり。 単に刑事ものやミステリーとして見ると隙だらけな気もするんだけど、これは伊藤俊也監督なりの昭和、1970年代の総括に違いないのだから、少しくらい演出が古くさくてもこれは仕方ないわけです。 クライマックスの展開は体制への怒りに満ち溢れていて何だかとんでもない事になるわけですが、特にラストシーンのド迫力とケジメの付け方はただ事ではない。最初は比較的どうでもいい感じにしか写らない渡辺大(渡辺謙の息子)が徐々に昭和の面構えになっていくのも見物。 ついでに男女がやたらと絡むシーンが多いのも昭和テイストで、部屋着のスウェットのままムリヤリやられちゃう川村ゆきえがエロかったです。
by erenoa70
| 2010-08-05 06:03
| Movie
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