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「ペルシャ猫を誰も知らない」を観ましたよ
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ユーロスペースでイラン映画「ペルシャ猫を誰も知らない」を観ましたよ。

よく知らなかったんだけど、イランでは政府が認めた以外の音楽を演奏する事は犯罪になるらしい。家でバンドの練習してても、パーティでDJやっても警察が飛んでくるような状況なのでとても音楽活動なんてやれやしない。そんな状況に耐えかねたバンドマンたちが国外に脱出して音楽を続けようとする。

通常のバンド映画だったらメンバー集めに際して、そいつの人間性や音楽センスなどが物語の鍵になるわけですが、ここではそんな事より、ちゃんと音楽を演奏できる状況にあるか?パスポートを持ってるか?ということが最優先になる。

ベル・セバみたいな"インディー・ロック"をやってる主人公たちも、ハードロックやヒップホップ、フォークにワールドミュージックと、多種多様なジャンルから協力者を募るのだが、誰一人として「やりたい音楽と違う」みたいな事を言わないで主人公たちの力になろうとするのもこういう状況だからこそ。

制限されるからこその自由であって、だから彼らの音楽はスゴい!みたいな事は絶対に言いたくないけど、彼らの"頼まれてもないのにやる"という創作のエネルギーはスゴいと思う。少なくとも平和な国で音楽や映画を好きなだけ食い散らかしてる俺よりはスゴい。
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by erenoa70 | 2010-08-16 18:15 | Movie