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「シルビアのいる街で」を観ましたよ
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シアター・イメージフォーラムで「シルビアのいる街で」を観ましたよ。

スペインの街角で画家志望の青年が想いをよせる女性シルビアを探すというただそれだけのお話で、その青年がやる事と言えばカフェで女性を物色しながらスケッチをし、シルビアだと思われる女性を追って街をさまよい歩く、以上!というなんとまあ実験的な作品。

ただ淡々としてるだけではなく、会話らしい会話はたった一つの場面しかなくてBGMもほとんど無しという徹底ぶりで、かなり能動的に観なければいけないタイプの作品だけど、何も起こらないのに画面や音はもの凄く雄弁で、こういう映画的な冒険は観ていてワクワクしてしまう。

特に音の設計は凝りまくっていて、人の足音や囁き声、転がる空き瓶や風の音などを必要以上にしっかりと聴かせ、街そのものが呼吸をしてるかのような錯覚に陥らせてしまうのだから音声さんはさぞかし大変だったことでしょう。

主人公をイケメンさんに演じさせてるあたりも計算高い。これがその辺の兄ちゃんだったらただの気持ち悪いストーカー映画になって見てるのが辛くなったと思う。

あとイメージフォーラムの受付を白人の外国人男性がやっていて、流暢な日本語で案内してくれたのだが、「これから『シルビアのいる街で』を開場します」の『シルビア』の部分だけはしっかり英語の発音だったので微笑ましい気分になりました。
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by erenoa70 | 2010-09-13 13:57 | Movie