「ほっ」と。キャンペーン
ブログトップ
東京フィルメックス「MR.NOBODY」を観ましたよ
a0012356_720451.jpg
第11回東京フィルメックスで「MR.NOBODY」を観ましたよ。

大好きな「トト・ザ・ヒーロー」のジャコ・ヴァン・ドルマル監督の13年ぶりの新作で「トト~」と同じくジャンル分けするのが難しいタイプの作品。とにかく複雑で目まぐるしい展開にクラクラさせられたけど本当に素晴らしかった。

人生で何かしらの選択を迫られた際、どちらかを選んでしまうとその一方を捨てる事になる。ならば最初からどちらも選ばないようにしよう、と考えた少年のお話。そのあり得たはずの複数の人生が捨てられることなく同時進行で描かれていき、さらにそれが枝分かれしてまた同時に進むという・・・ってちゃんと説明出来てるか不安になるようなややこしい構成。

もはやどこからが現実でどこからが想像なのか全く分からなくなり、道筋を選択することを放棄した物語というのはこんなにも不安なものかとビクビクしてまうんだけど、それを徹底的にポップに、鬼畜ギャグやセックスを織り交ぜながら怒濤の勢いで駆け抜けていくのだからたまらない。

あと中心になるのは、活発な赤毛の子(ダイアン・クルーガー)、少し不安定な金髪の子(サラ・ポーリー)、地味だけど優しいアジア系の子(リン・ダン・ファン)の誰と結婚するか?という選択で、その三人との恋愛や結婚が別世界のものとして同時に描かれるわけですが、この辺がどうもモラルに反してる気がしてグッときます。

でも映画だから問題なし!妄想最高!
[PR]
by erenoa70 | 2010-11-27 09:28 | Movie