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「散歩する霊柩車」を観ましたよ
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シネマヴェーラ渋谷の特集「妄執、異形の人々Ⅴ」でずっと見逃してた「散歩する霊柩車」(1964)を観ましたよ。

そのキャッチーなタイトルからも分かるように一風変わったスリラー・コメディ。小心者の旦那が浮気しまくる妻を殺して浮気相手たちの元へ霊柩車で乗りつける・・・という導入部からしてすでにアレですが、そこから二転三転するお話は異様な迫力をもって突き進んでいきます。

旦那を小柄な西村晃、妻をグラマーな春川ますみが演じているのでそのビジュアルの対比も面白ければ、渥美清は霊柩車の運転手役で全てを見透かしたようなクールな佇まいを見せる。それでいて音楽はおどろおどろしい怪談調なので色んな要素のアンバランスさがたまらなかった。

この前に「スプライス」を観てるせいもあるけど、こうしたジャンルをはみ出した変な作品は観ていて安心出来ないから好き。暗闇の中でこういう不安定な気分を味わいたいから、というのは映画館へ出向く理由の一つです。

それにしても春川ますみが男を惑わすファムファタルを演じてたけど、この人と「家政婦は見た」の市原悦子がたまに男からモテる役を演じるのは何かあるんだろうか?大きなお世話だけど。
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by erenoa70 | 2011-01-24 09:51 | Movie