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『TARNATION』
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東京国際映画祭で上映された『TARNATION』を鑑賞。

監督のジョナサン・カウベットが11歳から自分で撮り溜めた写真、スーパー8、Hi8、デジタルビデオをMac付属のソフト、imovieだけで繋いでいき、自らの半生を振り返るという独白的なドキュメンタリ。

まずはそのハンパじゃない、度を超えた映像量の多さに圧倒される。自分はゲイであり、精神を病んだ美しい母親や育ての祖父母との複雑な関係が露に語られるのだが、その様々なメディアで自分の記録を残す、というその行為が彼にとってとても重要で、また必要な行為であったという事が分かる。それをガーッと吐き出される圧迫感がなんともいえない。度を超えた映像量は度を超えた思い出への執着でもあるからだ。

積極的に自分の写真や映像、記録を残そうとしない俺ははたして、自分の思い出とやらを大事にしているのだろうか?そんな事は考えた事も無いんだが、過去はただただ無粋に積み重なる一方である。
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by erenoa70 | 2004-10-31 16:21 | Movie