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「アンノウン」を観ましたよ
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新宿ピカデリーで「アンノウン」を観ましたよ。

旅先で交通事故から目覚めたら他人はまだしも愛する奥さんまでもが自分のことを「知らない」と言い放ち、ついでに自分の名を語る別人まで現れてしまったりして、ただでさえ困った顔のリーアム・ニーソンさんがさらに困った顔になるというサスペンス・アクション。

自分の存在が全否定されてしまうという理不尽な設定は、自分とは何者か?という普遍的なテーマにも繋がっていてやたらと不安な気分にさせられる。そこをジックリ突き詰めていくのかと思いきや、あまり必然性のないカーアクションや爆発シーンなどをガンガン盛り込んできて絶対に高尚にならないのが素晴らしい。

この絶妙なバランス感覚が傑作スリラー「エスター」の監督であるジャウム・コレット=セラの真骨頂で、「バルカン超特急」や「フランティック」等といった過去のサスペンス作品にも目配せしたり、ブルーノ・ガンツ対フランク・ランジェラという老人たちのいぶし銀対決で映画ファンを楽しませてくれる。

それでも一番の見所はホントの意味での"自分探し"を続けるリーアム・ニーソンさんの困り顔。こういう憂いを漂わせる困り顔って、なんつうかほら、モテるんでしょう?そんなわけで最近はシブい困り顔を自分のキメ顔にしようと奮闘中です(困)。
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by erenoa70 | 2011-05-20 07:29 | Movie