2011年 05月 21日
「狼たちの処刑台」を観ましたよ
治安の悪い公団住宅で暮らすおじいさんのマイケル・ケインが、不良たちに殺されてしまった友人の復讐に立ち上がる。実はおじいさんは元海兵隊の超エリートだったのです。 マイケル・ケイン版「グラン・トリノ」とも言えるアクションだけど思いのほか面白かった。イーストウッドは年を取ってもまだタフガイなイメージを持ち続けてるけど、昔はスパイや軍人でならしたマイケル・ケインも最近では執事キャラが定着してしまってる事もあり、おじいさん以外の何者にも見えないので何をやっていてもとにかく体調が心配。 それでも銃の扱いや一瞬の格闘術では若者を圧倒してしまうので一安心、かと思いきや急にゲホゲホ言い出したりするからやっぱり安心できない。その他に携帯の扱い方が分からなかったり、チェスしか楽しみが無かったりと最後までハラハラしました。 一方でイギリスの職にあぶれた若者たちの不安や、社会全体のドヨーンとしたやるせなさも描かれていて、こうした舞台で繰り広げられるからこそ暴力の切なさがより際立ってたと思うわけです。 あと英国人マイケル・ケインが毎日通うのはやっぱりパブだった。 ■Harry Brown - Official Trailer!【YouTube】
by erenoa70
| 2011-05-21 23:58
| Movie
|
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
Tumblr
検索
その他のジャンル
|