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「ブラック・スワン」を観ましたよ
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新宿バルト9で「ブラック・スワン」を観ましたよ。

バレエを舞台にしたスリラーと聞いて、ナタリー・ポートマンがバレエシューズに画鋲を入れられたり、みんなから陰口言われたりするのかなと、わりと本気で思ってたマンガ脳はこの俺です。

そんな場面が無いのはもちろん、バレエのバックステージものの要素すら薄く、ひたすら清純なナタリー・ポートマンが悩み苦しんでブッ壊れていくという様が続くのでスゴく怖かった。

とか言いつつ何がどう怖かったかはあまり覚えてないわけですが、たとえばナタリー・ポートマンがせわしなく歩く背中を追っていく臨場感のあるショットだとか、やたら痛覚を刺激されるグロ描写だとかが繰り返されることによって観客は否応無しに彼女の苦悩をフィジカルに追体験することになる。

それがさらに加速し、力強さを増していくクライマックスは圧巻。肉体表現者の哀しくも美しい"潰しの利かなさ"の部分もグッときました。

「パーフェクト・ブルー」は言うに及ばず、過去の色んな映画の要素も見え隠れしますが、女性の妄想と現実がゴッチャになる感じはポランスキーの大傑作「反撥」が思い起こされます。

あと先輩役でウィノナ・ライダーが出てますが、かつてのアイドルが完全に「金切り声でファビョる三十路女」としてしか描かれてなくてすげーショック。なぜこの役受けた!
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by erenoa70 | 2011-05-26 04:21 | Movie