2011年 05月 31日
「ファースター 怒りの銃弾」を観ましたよ
すっかりアクション俳優が板についてきた元WWEのスーパースター、ドウェイン"ザ・ロック"ジョンソン主演の復讐もの。ド真ん中のB級アクションながら武骨な作りに仕上がっていてメチャメチャ面白かった。 10年の刑期を終え、出所してきたロック様がそのまま道をダッシュして文字通り復讐へ走り出すタイトルバックからして「これはいいぞ!」という期待が高まる。 そこに狙われた相手が雇った殺し屋、事件を追う刑事が絡んでくるわけですが、ロック様が最後までずっと怒りの表情を崩さないシンプルなキャラクターなのに対し、この脇役のキャラクター造形が凝りまくっていて面白い。 殺し屋は足に障害を抱えながらソフト開発で財を築き、登山やF1にも挑戦。ヨガも達人の域に達して、新たな生きがいとして殺し屋を続けている(携帯の着メロは「続・夕陽のガンマン」!)。ビリー・ボブ・ソーントン演じる刑事は別れた家族と何とか復縁出来ないかと気を揉んでいる哀しきヤク中。 これら懲りない面々がガンガンぶつかり合う展開の前には、先が読めるとか伏線がどうとかはズバリいって関係ねえんです!もっと大事なものがここにはある。 しかし平日の昼間の回に行ったら見事にオッサンばかりで、こういう映画の需要というのは今でも確かにあるんだなと。新橋や浅草の劇場で観たらまた違う楽しみ方が出来るかも知れませんね。
by erenoa70
| 2011-05-31 13:16
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