2011年 06月 22日
「アリス・クリードの失踪」を観ましたよ
出てくるのは誘拐されたアリス・クリードさんと犯人二人だけという密室サスペンス。コンパクトながら予想の斜め上をいく展開で楽しめました。イギリス映画はこういうこじんまりとしたの上手いなあ。 冒頭から監禁するための部屋をリフォームする様子がセリフもなく淡々と続く。そのテキパキとした無駄のない動きからは準備に準備を重ね、相当な練習を積んできた事が伺い知れるわけですが、それでも計画通りにいかないんだから誘拐ってわりに合わない。 いくら綿密な計画を立て慎重にやっていても「アイツあんなこと言ってたよ、内緒だけどね」みたいな一言であっさり破綻してしまう。だから実際はわりに合わないけど少人数の低予算映画にはピッタリの題材だなと思いました誘拐って。ただ地味じゃなくて笑っちゃうくらい驚く場面もあるのが良かった。 アリス・クリードを演じるジェマ・アータートンのメイクが崩れまくった顔や身体がなんかリアルで、スウェットでベッドに拘束されてしまう姿が生々しい。あのトイレの場面の雰囲気には耐えられそうもないので絶対に立ち会いたくありません。
by erenoa70
| 2011-06-22 15:00
| Movie
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