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「4デイズ」を観ましたよ
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銀座シネパトスで「4デイズ」を観ましたよ。

アメリカ国内の三カ所に核爆弾を仕掛けたテロリストを尋問し、その設置場所を聞き出せ!というサスペンス。映画ファンには"説教名人"として名高いサミュエル・L・ジャクソンさんが今回は"拷問名人"として活躍すると聞いて劇場へ駆け込みました。

そんな比較的チャラい気持ちで行ったわけですが、劇場を後にする時の足取りはメチャクチャ重たかったです。

拷問によって考えられる限りの苦痛を与えて吐かせようとするサミュエル、その拷問を否定し、人としての良心に訴えかけるFBI捜査官のキャリー・アン・モス。どちらもテロを阻止するために押したり引いたりと全力尽くすんだけど、このテロリストの覚悟がハンパなくて頑として折れないので徐々に打つ手がなくなってしまう。

暴力と論理、そのどちらも通用しないとしたらどうすればいいのか?サミュエルに同調して「ブっ殺せ!」とも思うし、キャリー・アン・モスのように「人として正しいこと」を優先させたいとも思う。時にはテロリストに対して「そんな事で吐くんじゃないぞ」とでも言いたくなるように、何が正しいのかサッパリ分からなくなる。

その行く末が観客にだけそっと提示される時、あまり味わったことのないような悪寒が全身を走りました。

人は誰しも心の中にサミュエルを持っている。その内なる説教に耳を傾け、ひとつひとつを改めていくしかないのでしょうか・・・ってもう自分でも何言ってんのかサッパリ分からない。
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by erenoa70 | 2011-10-08 08:21 | Movie