2011年 10月 21日
「私を女優にして下さい AGAIN11」を見ましたよ
地方在住の女優さんに会いに行き、その土地の美味しいものを食べ、ドライブしてセックスするという人気シリーズ。AVらしからぬ個人的で旅番組みたいなテイストがすっごい面白いです。 そんな作品を久しぶりに恋人に隠れてまで見ようと思ったのは、やはり「監督失格」が大きい。というのも、今回は計3人の女優さんに会いに行ってセックスするんだけど、その中の一人とはその娘の地元じゃなくて監督の実家近くへと呼び寄せる。 その実家には末期ガンに犯された父親が自宅療養をしており、いよいよ危険な状態になっているので、もしもの時の為に近くで撮影を決行するというわけです。 そんな状況で会ったばかりの娘とハメ撮りするってのもスゴいけど、さらには死期が近づく父親やそれを看病する自分や兄弟へとカメラを向けられる。180分ある作品の内、60分近くはこのお父さんと監督のパートなんだから異色すぎるよ! 「監督失格」の中でもカンパニー松尾は元カノの死に直面して号泣してクシャクシャになる自分の顔をカメラに必死に収める。たとえそれが肉親の死にかかわる事であっても自身のスタイルを崩さず、あまつさえAV作品の中に残してしまうというプロ根性とその覚悟には恐れ入る。 旅して、食べて、セックスするという"生"を謳歌する間に挟まれる父親の静かな"死"は唐突で悲しいけれど、これもカンパニー松尾作品の一部としては大いに納得出来るから不思議。 それでいていわゆる実用性もあります。特に三番目に出てくる女性は何というかもうけしからんですね!けしからん。
by erenoa70
| 2011-10-21 15:08
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