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「電人ザボーガー」を観ましたよ
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新宿バルト9で「電人ザボーガー」を観ましたよ。

往年の特撮ヒーローが井口昇の手により復活!凄まじい熱量で"あの頃のヒーロー"を完全再現すると同時に、彼にしか描けない(描かない)オナラや恥辱といったフェティッシュなこだわりも万遍なく配置されてるために、もうとんでもない映画になっていてスゴく感激しました。今、地球上で上映されている映画の中で最もおかしな一本だと断言できる。

なんて言ってるけどオリジナル版はちゃんと見た事はなく印象は薄くて、昭和ヒーローの中でも"その他大勢"という印象しかなかったわけですが、冒頭で登場したザボーガーを見た敵が「オートバイに顔が!?」と驚くのを見てハッと気づかされました。冷静に考えたらこれはおかしい。

そのおかしな、平たく言えばバカバカしい事を尋常じゃないテンションと照れの無さで演じ切る若い役者さん達がみんな素晴らしかった。どんなギャグもここまでやれば品性はともかく活き活きとしている。堂々とするって素敵なことだよ・・・

予算が無くてチープな特撮や造形しか出来なかったオリジナルに対しての愛情の表し方も堂々としてストレート。こうしたリメイク作によけいな現代風アレンジとかスタイリッシュさとかは一切必要ない事を実証していると思います。

これまで井口作品や一連のスシ・タイフーンレーベルに対しては「スゲー面白いんだけどやっぱり好事家向け」という煮え切らない評価をしてきましたが、今回の出来を見るとちゃんと段階を踏んでステップアップしてるのがよく分かりました。

とは言え、仕事先の人に「最近は映画なに観た?」と聞かれて「電人ザボーガーです!」と胸を張ったら「え!変人?」と聞き返されたのでまだまだ戦いは続きます。
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by erenoa70 | 2011-10-21 15:24 | Movie