2011年 11月 15日
「インモータルズ -神々の戦い-」を観ましたよ
ターセム・シン監督の前作「落下の王国」は超絶キレイな映像に圧倒はされたけど、この人がやりたい事を全部やってしまった感もあり、また高尚なイメージもあることから次作が楽しみ!とは言えない部分もありました。 しかし今作はギリシャ神話をベースにした冒険譚。お話はシンプルで映像美はそのまま、それに加えてバイオレンスを全面に押し出した仕上がりになっていたのでビックリ驚いた!なんだ、あんたこっち側もいけんのか! なにせ神様が棒状のもので人間の頭部をフルスイングで次々と破壊していく様をスローモーションで見せていくのを始め、首は景気よくポンポン飛ぶわ気の効いた拷問はあるわでそりゃもう大騒ぎさ。 見所の一つでもある石岡瑛子さんデザインのキテレツな衣装は、正直これを書くために改めて見直しても笑ってしまうわけですが、ちゃんと主人公が「あの帽子って変だよね」みたいな事を言うのでホッとした。変な衣装や美術の映画でそう言ってもらうと安心しますね。 まあたしかに普通の衣装じゃ物足りない気もするし、それも含めて独自の世界観を作り上げたのはやっぱ大したものだなあと思いました。 しかしボスキャラ役のミッキー・ロークが、自分が被ることになるザリガニみたいな兜を手にした時の心中やいかに・・・
by erenoa70
| 2011-11-15 23:44
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