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「恋の罪」を観ましたよ
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テアトル新宿で「恋の罪」を観ましたよ。

東電OL殺人事件にインスパイアされたというスリラー。裕福な家庭の人妻がエログロ地獄へズルズル堕ちていくわけですが、とにかく作品全体から発せられる熱量がハンパなくて、後半はその熱さにアテられてボーっとしてしまいました。

映画で簡単に男と寝て下世話な言動や行動が目立つ、いわゆる"ビッチ"な女性は映画のキャラクターとして嫌いじゃないです。それは何かが欠落しつつも自由奔放な魅力を振りまいてくれるからで、多くの場合はそれがフィジカルで躍動的に描かれるから興味を惹かれる。まあ実際近くにいたら面倒だけどな。

本作の三人の主人公たちは三者三様のビッチですが、彼女たちの背中を押すのは"言葉"だったりします。劇中に「言葉は身体を持っている」という台詞があり、メンタル性からフィジカルへ移行する過程で彼女たちの解放を謳っているのだと思います。

ただこれが言葉でウマいこと言いくるめられているような気もして、その理由を台詞でつらつらと説明する場面では面倒になってきて「ゴメン何言ってるか分からない」と言いたくなる部分もありました。こんなん俺の好きなビッチと違う!みたいな。

そういう意味では事件を外から観察し、その本質にあまり言及はしない刑事役の水野美樹が三人の中で一番エグい女に見えるのは面白かったです。

あと、冨樫真さんという女優さんのメイクが恐ろしいことになってるけど、どこかで見たことあると思ったら今の鬼束ちひろさんでした。きっと参考にしたんじゃないだろうか?気になる。
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by erenoa70 | 2011-11-23 03:43 | Movie