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「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」を観ましたよ
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ヒューマントラストシネマ渋谷で「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」を観ましたよ。

大親友の結婚式でブライズメイズ(花嫁介添人)を勤める事になった主人公と仲間たちのドタバタぶりを描く、女版「ハングオーバー」なコメディ。噂通りの出来映えでメチャメチャ笑えました。

いわゆるモテない男の童貞ものに端を発するこの手のコメディが面白いのは単にバカバカしいギャグだけでなく、世の中を上手く渡っていけない人達を暖かい目で見ているからで、思いがけずグっとさせられてしまう事さえある。

今回も女だてらにセックス、ウンコ、ゲロといった下ネタの中でも最下層なギャグを連発して騒いでるだけにしか見えない中で、ちゃんとそれぞれの人物がキチンと成長しているように思えてくるから不思議です!

主演&脚本はクリスティン・ウィグで、どこか"惜しい"ルックスがバツグンの説得力を持ち、中年女性の寂しさと逞しさの両面を演じ切っています。ライバルとなるローズ・バーンも彼女たちより少し若くてセレブ風なんだけど、どこか"いけ好かない"美人っぷりがハマってて最高。

やってる事はモテない男たちのコメディと大差ないわけですが、そんな中でも女性ならではの「相手と出会った瞬間に自分より上か下か」を判断する動物的な嗅覚が描かれてる部分は面白かった。その後の「○○ちゃんと仲良さそうにしてた」だけの事でやたら気を使う流れも含め、女のひとはたいへんだなあとおもいました。
by erenoa70 | 2012-05-19 16:49 | Movie