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「私が、生きる肌」を観ましたよ
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シネマライズで「私が、生きる肌」を観ましたよ。

ペドロ・アルモドバル監督の新作。いつも「衝撃作!」「問題作!」みたいな宣伝コピーが踊るので今回もいくら煽られた所で過度な期待はしなかったわけですが、これはさすがにビックリ驚きました。

ポスターにも予告編にも顔を覆う白マスクをしている女性が出ていたのでこれは「顔のない眼」のようなアルモドバル風サスペンスかなと思ったらそうでもなく、他の人が撮っても(企画しても)絶対に完成しないような類いの一本。

内容は知らずに観た方が面白いと思うので「驚いた」以外に言う事は無いんだけど、この前ネットで「キン肉マン」がなぜ面白いのか?みたいな話を見かけて、キン肉マンは細かい伏線とか整合性も無いけど"大きな嘘"があるからイイという流れになっていて、"大きな嘘"っていいなーと。

この作品に伏線が無いとか整合性が無いとかじゃなくて、大きな嘘は継続し積み重ねて整地をしてきたからこそ成り立つ話で、比較的ワンパターンな印象を受けるアルモドバル作品も色合いを変えずにきたからこそ熟成され、今回のように予想だにしないおかしな方向へ飛んでいく事もあるんだなと思いました。いやー楽しかった。

しかし大丈夫かバンデラス。
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by erenoa70 | 2012-06-10 03:47 | Movie