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「ベルフラワー」を観ましたよ
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シアターN渋谷で「ベルフラワー」を観ましたよ。

仕事は?と聞かれれば真顔で「火炎放射器作ってる」と答え、親友と改造車・メデューサ号をこしらえ、世の中が全部チャラになって我が輩が荒野の支配者となるのだヒューマンガス様バンザイ!というボンクラ無職が、自由奔放な女にボロクソにフラれ、思ってたより早く世紀末がやってきてしまいましたというお話。

「あたしとは付き合わない方がいいよ、アンタが傷つくから」とはなから安定を求めない性分であると告げる女に対し、「オレは傷つかない、なぜならオマエを好きだから!」と盲目的になる男は哀しくもあり、幼くもある。

それが裏切られるんだからさあ大変。火炎放射器を振り回し、メデューサ号をブッ飛ばす。もう俺はおしまいだ!ついでに世界も道連れだ!

確かにカッコ悪いフラれ方(@槙原)をした後は自暴自棄になり世界の全てを呪ってしまう。映画全体に漂うザラついた投げやりな空気は青春の焦燥感そのもので、大人になりそこねた男たちが仕事もせずに酒と趣味(改造車&武器)に没頭する日々には退廃的な優雅さがある。

だけどもコイツの場合はいくら何でもピュアすぎると思います。お前いくつだ?大好きな「マッドマックス」から何を学んだ?自由奔放な女を選んだのは他の誰でもないお前自身だ。偉大なるヒューマンガス様に憧れる資格も無いわこのボンクラが!

・・・と、思わず上から目線で物を言いたくなってしまうから恐ろしい。なぜなら俺も通ってきた道だからだ!ヒューマンガス様バンザイ!

だからこそメデューサ号の狂った暴走をもっと見たかったわけですが、火炎放射器の火力が思ったよりもずっと強かったのでその辺はまあ、いいです!
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by erenoa70 | 2012-07-16 00:01 | Movie