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マイケル・ムーア対ヒロシマナガサキ
a0012356_144921.gif「マイケルムーア監督に”HIROSHIMA-NAGASAKI”(仮称)のドキュメンタリー映画を製作してもらおう運動」というのがある事を知った。

これは”パロディスト”マッド・アマノ氏が中心になっている運動で、「華氏911」の全米公開も決まったマイケル・ムーアに核兵器の開発と影響に関するドキュメンタリーを製作してもらおう、という趣旨らしい。確かにムーアなら今までの反核とは違う切り口で面白いものを撮るかも知れない。

だが、これにはズバリ言って反対である。
一言で言うと、「なんで自分達で撮ろうと思わないのか?」って事だ。
この運動の目的は面白い映画を作る事ではなく、あくまで反核を広める為のものなのでカンヌまで制したムーアの知名度は大きいだろう。そのムーアを乗せた神輿を担ぐ事で自分達が製作した、とも言えるかも知れない。だがムーアの本領は足を使ったフィールドワーク、つまり「誰もやらないなら俺がやる!」というシンプルな「動機」が魅力なのであってこの運動はマイケル・ムーアの本質を全く理解していない事になる。

ムーアは著書の中で「唯一の被爆国である日本がなぜ反核をもっと叫ばないのか」というよな主旨の発言をしているが、それがなぜこういう解釈になるのか理解に苦しむ。自分達が撮っても運動の「伝達力」が弱いと思っているなら、それはモノを造るうえでの基礎体力が無さ過ぎだと思うのだ。もしこの運動が失敗しても「ムーアがやらないなら俺達がやる!」くらいの事は言って欲しい。

どうでもいいけど”パロディスト”ってどんな職業だよ
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by erenoa70 | 2004-06-09 14:50 | News