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「ブレイブ ワン」
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萩本欽一の遺伝子を、はしのえみが引き継いだように、チャールズ・ブロンソンの遺伝子はジョディ・フォスターが引き継いだんじゃないか?と思わせるほど「狼よさらば」と全く同じテーマとお話。

「羊達の沈黙」以降、イビツなまでに徹底して自立した強い女性を演じてきたジョディ・フォスターにとって、本作はその到達点とも言える作品。そこに女性の自立や強さは見当たらず、単純明快な復讐劇に仕上がっている。ニール・ジョーダンの演出は時にセンチメンタル過ぎるし、脚本にも穴が目立つのだが、中々どうして、DEATH WISHな処刑人ぶりだ。

また、ブロンソンの魅力の一つは群れない、なんか友達の少なそうな孤独感ではないかと思うが、ジョディ・フォスターも頼んでもないのにどんどんストイックな人生を歩み(父親を明かさず2人の子供を出産してシングルマザーになったり、今も大学で勉強を続けていたり)、孤独でクールな雰囲気を醸し出す。たぶん友達も少ないに決まってる。

ここで確信犯的に「狼よさらば」をなぞり、前時代的なヒーロー(もはやヒロインと呼ぶのは生温い)になろうとするジョディ・フォスターはやはりイビツだし、血で血を洗う、終わりのない復讐もまたイビツなのである。

■オマケ:「狼よさらば」予告編(これだけでもいかに同じかよく分かる)
DEATH WISH (1974) trailer【YouTube】
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by erenoa70 | 2007-11-08 21:03 | Movie