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空手映画とは何か?
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劇場公開時に見逃してた空手映画「黒帯 KURO-OBI」をDVDで観ましたよ。

チャウ・シンチーに「日本に空手の映画がないのは残念だ」と言われてフルコン空手のコンビネーションをやって見せたら「それキックボクシングでしょ?僕が言ってるのは空手だよ!」と怒られたのがこの映画を作るキッカケと言うからシビれる!

物語は「空手に先手なし」という師匠の教えを頑なに守り、相手の攻撃を受け、捌く空手を目指して鍛錬を積む弟子「義龍」と、その哲学を破り、攻撃する空手を実践していく事で実社会での勢力を伸ばしていく兄弟子「大観」との対立を軸に進んで行くんだけど、もうこれ以上無いくらいシンプルなお話。

とにかく一般的なアクション映画の演出をあえて捨てて、ただ伝統派空手の凄みだけを見せる事に集中してる作り自体がまずストイックで、日本人に身近なはずの空手が新鮮に感じるだけでなく、ナショナリズムまで奮い立たせるから不思議。「OH!KARATE!」とか言いそうになったもん。

他人のフンドシを何の迷いも無くはいてカンフーをやる「少林少女」を厚顔無恥というのか、アジア的で逞しいと取るのかは知らないけど、少なくともアクション映画史的にはこの「黒帯 KURO-OBI」の方が重要な事は間違いないわけです(と思ったら武術指導が同じ人でプロデューサにも名を連ねてるから複雑な気分だ!)。
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by erenoa70 | 2008-04-14 20:02 | Movie