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「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を観てきましたよ
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「クローバーフィールド」行こうと思ってたのに、気づいたら「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を観てました。

「実録」と銘打つと、どこかエクスプロイテーション映画を連想させるけども、原田芳雄のナレーションで学生運動を巡る説明がなされ、登場人物の名前と略歴がテロップ表示されていくと当時の状況をなんとなくだが理解出来たのでこれで良かったのかなと思う。

しかし中盤、学生達が山に籠り「総括」と「自己批判」で自らの共産主義を実践しようとすると毛色がガラリと変わる。仲間の忠誠を疑い、嫉妬や妬みもまじってエスカレートしていく内ゲバシーンは若松孝二の真骨頂。この重苦しさというのは他の監督の映画ではなかなかお目にかかれない強烈さで、まだまだ現役バリバリな事を伺わせる。

その後、映画は有名な浅間山荘事件へと場面を移すのだがこれはエピローグに過ぎず、印象に残るのはやはり中盤で描かれる、追いつめられた人間の弱さとバカバカしさ(勝手に銭湯に行ったとか、化粧したとかで殺される)。彼らの政治思想は理解出来なくてもこれなら身に染みて分かるし、だからこそ恐ろしいのだと思う。

「erenoa!お前は今の状況をどう総括するんだ!」と問いつめられたら、なんて返そうかナ・・・ってビクビクしながら帰りました。
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by erenoa70 | 2008-04-19 22:23 | Movie