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「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」を観ましたよ
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御大、ジョージ・A・ロメロのゾンビ映画最新作「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」を観ましたよ。

自主映画を撮影中の大学生が世界中でゾンビが大量発生しているニュースを聞きつけ、この異常事態を全てカメラに記録しようとするお話。

今流行りの主観映像を取り入れるだけじゃなく、YouTubeにMySpace、携帯電話に動画DLと、ナウでヤングなアイテムを御大が完全に使いこなしてるのに驚いた。常に時代性を取り入れるのがロメロ・ゾンビの流儀だけど、今回はゾンビの恐怖と共にそうした個人メディアの台頭がテーマになっている。劇中、

『これは「我々」と「奴ら」の戦いだ。しかし「奴ら」は「我々」にもなりえる』

というようなモノローグがあるけど、これが何もゾンビだけを指してるわけじゃなく、ネットで他人を無自覚に叩いたり、事故現場でとりあえず写メ撮ったりする行為への批判にも聞こえるのが素晴らしい。被害者がいつでも加害者になりえるというゾンビの神髄をズバリ突いているわけです。

なんせ低予算なもんで残酷描写が少しショボいのが残念だけど、御大のアイデアを支えようとする若い力と、「俺が世界で一番ゾンビの事を考えてるんだ!」というロメロの気概がスクリーンに叩き付けられた傑作!ゾンビ最高!
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by erenoa70 | 2008-11-17 20:49 | Movie