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「㊙湯の町 夜のひとで」「濡れ牡丹 五悪人暴行篇」を観ましたよ
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ピンク映画の特集上映「WE ARE THE PINK SCHOOL!」で大和屋竺が脚本(日野洸名義)を担当した「㊙湯の町 夜のひとで」「濡れ牡丹 五悪人暴行篇」の二本を観ましたよ。

「㊙湯の町 夜のひとで」はエロ写真を撮る場面で脚本に「ジー・・・カシャ 地獄のようなポーズ」と書いてあるというから一体どんなポーズだよと思ったら確かに地獄のようなポーズとしか言いようがなかったので驚いた。「濡れ牡丹 五悪人暴行篇」は主人公が聾唖のスナイパーという設定からしてすでにアレだけど、他にも個性的過ぎてクラクラするような殺し屋達が勢揃いしてて楽しかったなあ。

どちらも大和屋竺の呪詛がべったりと張り付いてるような映画で、いつ終わるとも知れないミニマルな展開がたまらない。この独特の閉塞感がクセになるわけです。

いやぁ、良かった良かったと言いたいところだけど、この日は上映が16mm版だったからか上映トラブルが多発。合計で4、5回は中断してしまいただでさえ不穏な内容の映画が輪をかけて不穏な雰囲気になりました。まあこれも大和屋竺の呪詛が成せる技なのかなと。
by erenoa70 | 2009-03-09 12:30 | Movie