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「フロスト×ニクソン」を観ましたよ
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バラエティ番組の司会者、デビッド・フロストがウォーターゲート事件で辞任に追い込まれたリチャード・ニクソンにインタビューで挑む「フロスト×ニクソン」を観ましたよ。

ブロードウェイの映画化(主演の2人は同じ。画像は舞台のもの)と聞いて、トンチの効いた会話の応酬で魅せるタイプの作品かと思いきや、映画ならではの面白さに溢れていてビックリ驚いた。

劇中の台詞でもボクシングにたとえられてるように、このインタビューが言葉だけではなく、全身全霊、全人生を賭けての決闘、という構成がまずは燃えさせる。次に対戦相手を"チャラい男"と見下すニクソンと、本当にチャラいフロストという関係性がまた燃える。そして立場こそ違えど、お互い似た者同士である事を背中で感じながら向き合う最終ラウンドは、もうどうしようかと思うくらいに燃えまくった。

バカにされた男がやり返すという構図は、ヤンキーでも政治でも同じように燃えるんだという事が証明されたわけですが、フロストが自らの本音を吐露する場面がほとんどなく、映像の積み重ねでそれをさらに覆い隠してしまうような演出も凄くよかった。まあ、ホントに薄っぺらくてチャラい人だったような気もするけど。
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by erenoa70 | 2009-04-02 10:36 | Movie