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「チェイサー」を観ましたよ
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デリヘルの店長が猟奇殺人犯を追うという韓国の実録犯罪もの「チェイサー」を観ましたよ。

とにかく犯罪映画のセオリーを無視した怒濤の展開に驚かされる。こうした映画ばかり観ていると無意識にでも先の展開を予測してしまい、それを処理する手際が見事であればあるほど「上手い」なんて言って感心しまうものだが、そんな鈍りきった"映画脳"をバンバン裏切ってくれるのが何よりも嬉しい。アリガトー!

その一方で警察の捜査は穴だらけで目に余る・・・と思ったら、実際の事件でも警察はかなりのズンドコぶりだったようだし、このレベルの失態は日頃ニュースで見慣れているせいもあるからもう突っ込みようが無いのであった。

そうしたズンドコぶりも含め、完全犯罪とはほど遠い計画性、主人公が犯人を追う事になる動機、巨大都市としてのソウル、その全てがフラフラしながら危ういバランスを保っているのが素晴らしい。監督のナ・ホンジンはこれが長編デビュー作だそうだが、今から次回作が楽しみになるほどの才能ですた。必見!

あと劇中で「これは血か?」「いや、キムチの汁だろ・・・」とギャグか何だかよく分からない会話があったので新大久保の韓国街で美味しいキムチを買って帰りました。
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by erenoa70 | 2009-05-09 17:26 | Movie