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「新宿インシデント」を観ましたよ
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トイレの芳香剤臭い歌舞伎町グランドオデオン座で「新宿インシデント」を観ましたよ。

今回、我らがジャッキー・チェンがアクションを封印してまで臨んだのは、中国からの密入国者というアレな役柄。いくら食うためとはいえ、偽造テレカに始まり、ゴト師、カード詐欺、万引き、果ては殺人にまで手を染めて闇社会をのし上がっていくジャッキーの姿に困惑を隠せない。

さらにジャッキーがたいして強くないというのも衝撃的。ボコボコにされながらも「溜めてから一気に反撃するんだな・・・」と思ってたら一向にその気配がない。どうしたんだよジャッキー!いつもみたいにカンフーでブっ飛ばしておくれよ!ひょうきんな笑顔見せてよ!

そんな心の叫びは最後まで届かず、歌舞伎町を舞台にしてVシネチックな抗争が延々と繰り広げられてしまったわけです。ではそれがダメかというとそんな事はなくて、アクションスターとしてこの役を演じた気概はビシビシ伝わってくるし、密入国や外国人犯罪というテーマも親しみのあるジャッキーが演じるからこそ、より切実なものとして感じられる事になる。

映画が終わると、一体これは香港映画なのか日本のVシネなのか、ここはアジアなのかどこなのか、というような不思議な感覚になったまま歌舞伎町へと投げ出される。

そこらへんの路地でラム・シューやダニエル・ウーが焼き鳥で一杯やってもおかしくないなあ・・・なんて思いながらジャッキーが立ちんぼの売春婦を買った大久保のロケ地に寄って帰りました。なんとなく。
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by erenoa70 | 2009-05-11 12:49 | Movie