「ほっ」と。キャンペーン
ブログトップ
「レスラー」を観ましたよ
a0012356_14165659.jpg
「レスラー」を観ましたよ。

四方八方に開かれたリングを舞台に、ミッキー・ロークが観客に自分の全てをさらけ出して落ち目のプロレスラーを演じる姿にグッときた。いや、グッときたというか号泣した。

手持ちカメラの荒い映像が本当にプロレスラーのバックステージを覗いてるかのような気持ちにさせられる。身体と私生活がボロボロになりながらも、スポットライトのあたるリングでしか生きられない男の背中を徹底的に見せ続けられると、色んなことが重なってくる。

それはミッキー・ローク自身の人生だったり、80年代を懐かしむアメリカだったり、先日に他界したプロレスラー・三沢光晴だったり、スクリーンを眺めている俺自身だったりする。

誰にでも堪え難い現実があり、そこから逃げ出したくなる時がある。それが自己責任、または自業自得によって生まれた苦悩だとしても、人生を肯定してくれる場所や人がいればどうにか救われる。それゆえにラストの選択は、観客をたまらまい気持ちにさせて打ちのめしてくれる。

とにかくミッキー・ロークは完全にプロレラー・ランディに同化してしまっていて、この物悲しさはただ事ではない。そして彼の心の寄りどころである(同じく落ち目の)ストリッパーを演じるマリサ・トメイは惜しげも無くオッパイを見せるのだが、これがまた物悲しい。こんなに悲しいオッパイは今まで見た事がない。
[PR]
by erenoa70 | 2009-06-27 15:56 | Movie