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「ハゲタカ」を観ましたよ
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NHKのテレビドラマ版を見て、経済をテーマにしてもちゃんと作れば面白いドラマになるんだなーと上から目線で感心した俺が映画版「ハゲタカ」を観ましたよ。

今回はテレビドラマの後日談。未曾有の経済危機を背景に、中国の経済成長、サブプライムローン、派遣工の労働環境など、タイムリーな要素をこれでもかと盛り込んでいて、中には身近にも感じるような脅威もあったりするので惹き付けられる部分はある。しかし観終わってからは「テレビで良かったんじゃねえの」という感想しか残らなかった。

役者やスタッフはもちろん、撮影や演出までそのままに映画に移行させてるのでどこか違和感が拭えない。一例を挙げると、あまりにアップを多用し過ぎていると思う。アップだからその人の気持ちや置かれた状況を全部セリフで説明するしかないし、スケールの大きい話なのにモブシーン(群衆のシーン)やロングショットの迫力が無いのも映画としてはズバリいって物足りない(これは「劔岳 点の記」と見比べたらよく分かる)。

テレビドラマのファンを喜ばせようとするのはサービス業としては正しいかも知れないけど、別に新しい表現を求めるでもなく、ただのコンテンツビジネスとして映画化を推進する今の風潮はなんか貧乏くせえなオイ、としか言いようがないわけです。
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by erenoa70 | 2009-07-11 16:40 | Movie