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「あんにょん由美香」を観ましたよ
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2005年に亡くなった女優、林由美香さんを巡るドキュメンタリー「あんにょん由美香」を観ましたよ。

学生時代に映画の趣味がバラバラで、全く話が合わない連中が集まっても「林由美香はイイ!」と揃って口にしてたのを思い出す。特別に美人なわけでも、スタイルがいいわけでもないんだけど、誰にでも愛される不思議な魅力を持ったAV女優だったわけです。

そんな女優の本当の姿に迫るドキュメンタリー・・・ではなくて、彼女が出演した韓国と日本の合作ポルノ『東京の人妻・純子』が制作された経緯を追うというのが柱になっている。韓国人キャストが日本人を演じて「スキナンダロ!」とか言ったりするズンドコな映画だけど、関わっていた人達がこの作品を機に人生の転機を迎えていくというのがなんとも不思議。

その中心に林由美香がいた、という事実だけでそれが運命づけられているような気もするし、決してメインストリームでは無いけど、これは間違いなく映画の成せる技という気がする。

クライマックスはまるで「アメリカの夜」ばりの映画賛歌になっていて、これを自らのアイデンティティを元にして紡いでいった監督の思い入れの強さには感服する。それが独りよがりになってないのもまた、林由美香という人の不思議な魅力のおかげなのだと思う。
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by erenoa70 | 2009-07-22 16:58 | Movie