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「九月に降る風」を観ましたよ
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台湾の高校生たちを描いた「九月に降る風」を観ましたよ。

台湾の青春映画には傑作が多く、そのどれも品が良いのが特色なわけですが、個人的には自分の経験とあまりにかけ離れたキラキラした青春が描かれるので、自らの汚れた過去を浄化したり、懺悔するのによく使ってます。それでいて台湾は文化も日本と似ている部分も多くて妙な近視感もある。たとえばこの映画は90年代後半を舞台にしてるけど「飯島愛、引退すんの早えーよ!」なんて会話が交わされたりするのでスクリーンの中のボンクラ共とすぐに友達になれる。

そんな近くて遠い世界で展開されるお話は王道中の王道。友達とバカ騒ぎして、親友の彼女を好きになって、ゲームしてタバコ吸ってバイク乗って野球見てまたバカ騒ぎする。それが楽しげであればあるほど、それら全部をを失っていくフラグが立っていくのもベタながら素晴らしい。

音楽の使い方など、演出が少しハリウッドナイズされてる部分もあるので台湾映画の伝統からは少し外れてる気もするけど、一瞬を捉えて永遠に変えてしまう映画のマジックは十分に発揮されていて、また自分の過去を顧みるのにたいへん役立ちました。

というか親友の彼女役のジェニファー・チュウが素朴でカワイイすぎる。高校の頃にこんな子と付き合えてたらなあ!とか思ったけどそれは遠い日の花火。
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by erenoa70 | 2009-09-05 17:12 | Movie