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我が町
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朝方にゴミを捨てに出ると、思いのほか肌寒い。

それでも、朝日が昇るか昇らないかという淡い色に染まった空に出くわしたので、意味もなく遠回りをして帰りたくなった。

少しづつ明るくなる中で商店街の街灯やコンビニの灯りはどこか弱々しく感じられ、まるでそのまま空と溶けあってしまうようだ。いつもは猥雑なこの町がみせる普段とは違う一面。

ふと見ると一人の女性がこちらへ歩いてくる。とてもスタイルが良く清楚な雰囲気のひとで、それが背筋をピンとのばして歩いてくるので思わず目に止まってしまう。心地いい風が吹きあげ、彼女の髪をパッと浮かび上がらせるとそれはもう辺りの風景と一体になり、新しい朝を、この町を、祝福してくれてるかのようにも思えた。

ところが彼女が唐突に「ほんっとにクソみてえだな!」と空に向かって絶叫したのでビックリしておしっこ漏れそうになった。
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by erenoa70 | 2009-09-10 10:04 | Stupid