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「シングルマン」を観ましたよ
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新宿バルト9で「シングルマン」を観ましたよ。

ファッション・デザイナー、トム・フォードの初監督作は意外や意外、すごくシックでシンプルで、なおかつ意欲と皮肉に溢れた秀作でした。

コリン・ファースがフェリーニ作品のM・マストロヤンニを思わせるイメージで孤独な主人公を演じていているのを皮切りに、様々な映画のディテールを研究しまくって初監督作に臨んだのだと思う。それでいて説明的なナレーションやセリフに頼りきる事なく映像で物語を展開していくのがとてもスマートだし、って何だかもう憎たらしくなるくらいに良くまとまっています。

恋人を失ってしまった男がある決意をした一日を追うわけですが、朝起きてから出勤するまでの細かな描写でこの男が何もかも嫌になっていて、生きていくのが辛いのだと分かるのがすごく良かった。ラストが近づくとこれらが改めて効いてくるという構造も素晴らしい。

俺もたまに出かけるのが苦痛でしかたない時があって、玄関で「ヨシ!」と気合い入れないと家を出れなかったりします。まあ結局は苦痛だったりするけどな!
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by erenoa70 | 2010-10-28 12:54 | Movie
ALL TOMORROW'S PARTIESがやってくる


I'LL BE YOUR MIRROR【CREATIVEMAN PRODUCTIONS】

Twitter経由で知りましたが、オナタナ系ロックの祭典「ALL TOMORROW'S PARTIES」が日本初上陸。来年の2月11日に新木場スタジオコーストでの開催が決まったそうです。

毎回、選出された一組のミュージシャンがラインナップを決めるという一風変わった主旨のイベントですが、今回は「I'LL BE YOUR MIRROR」という別プログラムで主催者側がラインナップを決めるらしいのでちょっと不安も・・・

とりあえず去年かなりの回数再生したこの予告編を見直して吉報を待つ!
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by erenoa70 | 2010-10-28 12:44 | Music
東京国際映画祭「伝説の男」を観ましたよ
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東京国際映画祭の特集~アジアの風 生誕70年記念~ブルース・リーから未来へ~で「伝説の男」を観ましたよ。

この特集で「ギャランツ」も「イップ・マン」もチケットが取れなかった中、余裕で取れてしまったのがこの映画。ベトナム産のドラゴン映画という情報しかなかったけど何か不思議な魅力を持つ映画でした。

ベトナム戦争時の枯れ葉剤の影響で身体に障害を持って産まれてきた少年が武術の達人である母の愛情に支えられながら成長し、まだ見ぬ父に会いに旅に出る・・・その父の名はブルース・リー!

というお話で、旅先で出会った少女を救うために人身売買組織と戦うというのが中心になるわけですが、全体を通して訴えかけられるのが「お母さんを大事にしよう!」というメッセージなのだから意外すぎる!

何でも当初は母と子の絆を中心に描いたものだったらしく、監督の要望で徐々にカンフーシーン(厳密にはベトナムの伝統格闘技ビンディン)が増えていったとの事。そのためチンピラと戦いながらも、時おりお母さんの愛情たっぷりな回想シーンが混入されるという不思議な構成になっています。

ではそれがトンデモな作品になっているかと言うと、これがなかなか誠実な作りになっているので侮れない。障害で左腕に麻痺が残った状態でのカンフーアクションも目新しく、母との回想シーンも(一部、文法的に反則はあるものの)丁寧に撮られていて、エンディングではそれら全てがいい着地の仕方をしてくれるのでホッとしました。

上映終了後には主役を演じたダスティン・チー・グエンさんとの質疑応答があり、自身はこれまでアメリカで活動し、リーバイスのCMでブルース・リーを演じた事や、日本であまり目にする事のないベトナム映画界の現状について興味深い話を聞かせてくれましたが、MCを勤めた映画祭関係者の"ハンディキャップ・ドラゴン"という紹介に苦笑いしてたことは秘密だ!
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by erenoa70 | 2010-10-27 16:21 | Movie
「遠距離恋愛 彼女の決断」を観ましたよ
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新宿武蔵野館で「遠距離恋愛 彼女の決断」を観ましたよ。

ドリュー・バリモアと言えば世界中のボンクラ男に優しいことで有名ですが、今回も女性の扱いを知らない、なんだかボサっとした顔のジャスティン・ロングに対してたいへん優しい。そんな二人が遠距離恋愛をする事になるというお話。

距離が離れている事で起こるちょっとした不都合が愉快に描かれるわけですが、例えばセックスがしたいとか、会いたいけど時期的に飛行機代が高いからムリとか、非常に共感しやすい生活水準で楽しませてくれるのがイイ。

しかしこのドリュー・バリモアとジャスティン・ロング、昔ホントに付き合ってたけど破局して、この作品をきっかけにまたよりを戻した仲だというからビックリ。ついでに監督は傑作ドキュメンタリー「アメリカン・ティーン」の人でもあるから、純然たるフィクションとはまた違った見方(勘ぐるともいう)が出来るのも楽しかったです。

思いきりプライベートを切り売りしながら映画に邁進するドリューさんの漢っぷりに改めて惚れ直しました!
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by erenoa70 | 2010-10-26 13:21 | Movie
「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」を観ましたよ
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シネマート新宿で「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」を観ましたよ。

男がいて女がいて、雨が降りネオンが瞬き安川午郎の音楽が聴こえてくれば、そこはもう石井隆監督の庭みたいなもので、前作から17年たってもそれは全く変わらないわけです。

しかしヒロインが「名美」ではなく、これまで描き続けてきた「名美と村木」とは違う物語という意味では大きく違う。監督は実生活で奥様を亡くされたという事で、その喪失感と新たな歩みを始めなければいけないという部分が混在しているのがとても切ない。

その新しいヒロインに抜擢されたのは佐藤寛子で、この世界観に馴染んでいるかというと役柄の設定もあってまだまだ幼い印象が残る。その分、大竹しのぶや井上晴美が八つ墓村のような情念たっぷりの演技を見せつけてくれるのでお腹いっぱい。

あとみんな一番気になってるのは佐藤寛子のヌードだろうけど、これはもうそれこそ惜しみなく脱いでる。でも何だかエロくは感じないから微妙!っていうか映倫ってちゃんと機能してるのか逆に気になるほどの脱ぎっぷりなのであまり集中出来なかったというのが正直なところです!
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by erenoa70 | 2010-10-24 17:50 | Movie
iPhone版 ソニー千葉
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iTunesのAppStoreを覗いてたら、千葉ちゃんの傑作「激突!殺人拳」「殺人拳2」の米国版「The Street Fighter」、「Return of The Street Fighter」が見れるという不思議なiPhoneアプリを発見。

iFlix Movie The Street Fighter【iTunes App Store】
iFlix Movie Return of The Street Fighter【iTunes App Store】

これが画面のアスペクト比は歪んでるわ、早送りは出来ないわ、なぜかチャプターも自分で設定しなきゃいけないわで、なんともアレな仕様!でも迷うことなく買った!(これまた230円という微妙な値段設定)

すでに今年の1月に発売されてたようなので一部では知られていたのかも。ともかく外出先でも千葉ちゃんの勇姿を拝めるのは何ともありがたいことです。目玉飛び出るとこマジ最高!

あと同じ会社から、ブルース・リーの死について色んな人にインタビューするZ級ドキュメンタリー「FIST OF FEAR TOUCH OF DEATH/恐怖の鉄拳、死の香り」なんかも出てるけど色々と怪し過ぎる!まさかAppStoreで新宿ビデオマーケットみたいな体験するとは思いませんでした。
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by erenoa70 | 2010-10-22 13:02 | Web
シティボーイズミックス「10月突然大豆のごとく」を観ましたよ
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新国立劇場でシティボーイズミックス「10月突然大豆のごとく」を観ましたよ。

毎年かかさず観に行ってる唯一の舞台公演。今年も「歳を重ねるほど面白くなる」人たちの元気な姿を見れてスゲー楽しかったです。

個人的にはここ数年で一番面白かった気がする。常識的な立場の大竹まことが急に不条理なことを言って世界を混乱させてしまうような、単なるコントよりもちょっとスマートな部分が好きなので。

客演はラバーガールとTHE GEESで、どちらも頑張りすぎない感じがすごくよかった。特にラバーガール飛水の不思議な存在感はハマっていた気がするので来年からも継続して観たいなあ。

あと新国立劇場でバレエのチケットを買い求めてた老婦人から「あら、こちらは今晩何の公演かしら?」と尋ねられたので少し迷って「演劇です!」と元気よく答えたんだけど間違ってないよね?
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by erenoa70 | 2010-10-21 23:42 | Others
「エクスペンダブルズ」を観ましたよ
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新宿ピカデリーで「エクスペンダブルズ」を観ましたよ。

ズラリ揃ったアクションスターたちが繰り広げる、筋肉と炎の謝肉祭!盆と正月が一緒にやってきたとはこの事だよ!

待ちわびてた夢の顔合わせも、実際にスクリーンで見るとやはり感慨深いものがある。監督スライの采配も、D・ラングレンは融通がきかなかったり、J・リーはすごく真面目だったり、J・ステイサムは現役バリバリ感を出してたりと、これまで培ってきたイメージを活かしたものになってるから素晴らしい。

そんな僕らのスターたちが"南米の独裁国家"という約束の地で破壊の限りを尽くすわけですが、とにかく爆破シーン多すぎ!CGでの爆破が当たり前になっている昨今、これだけ景気のいい火薬の消費はそう見れるもんじゃありません。

冒頭で敵の要塞が俯瞰目で写った時、今にも爆破されそうな作りになってるからもうワクワクしたよ!実際粉々になるしな!

しかし"バック・トゥ・80's"な面子だけあって、こと格闘シーンにおいては長回しにもう身体が耐えれないのか、ガチャガチャな編集になっているのがちと残念。あと10年早く実現してたら・・・と思わずにはいられません。

残念といえばエンドロールの二曲目あたりで長渕の歌が聴こえてきて、いつもなら「あれさえなければ」という気持ちになるとこですが、今回はなんか歌詞が面白かったのでまあいいか!そんな風に気持ちが大きくなる映画です。
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by erenoa70 | 2010-10-19 18:15 | Movie
I WANT BELIEVE
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UFOを見たことがある、という人に向かって

「そんなの見たこと無い。信じてるとかギャグでしょ」

と頭ごなしに否定する人がいたので

「もし信じてたら空を見上げる機会も多いだろうから、そういう事もあるんじゃないですか?」

と言って差し上げた。我ながら「イイことを言ったな」と思ったのだが、あまりにも「イイことを言った俺」というドヤ顔をしていたのと、なにげに石原良純が気象予報士を目指した時のエピソードをパクってた自分が嫌いになった。
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by erenoa70 | 2010-10-17 02:02 | Stupid
「パンドラム」を観ましたよ
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新宿武蔵野館で「パンドラム」を観ましたよ。

何の事前情報も仕入れず劇場に行ったけど、これがSFスリラーの思わぬ力作!

冷凍睡眠から目覚めた宇宙船の乗組員が異変に気づくも、冷凍睡眠の副作用でほとんど記憶がないという導入部分はとてもスリリングで、こっちもどんな話か分からないで観てることもあって引き込まれました。

そこからSFスリラーにグロホラー、格闘アクションにキューブリックまで雑多な要素をガンガン導引してくるのでビックリ驚いたわけですが、監督は新人さんながら製作にポール・W・S・アンダーソンの名前があったのでそれも納得。

そんな大風呂敷を広げつつもそれがトンデモに終わることなくちゃんと着地しているし、大きな予算もかけてないのに(いや知らないけど多分)宇宙船内部はちゃんと広大に見えたりするからバカに出来ない。

決して褒める部分は多くないんだけど、よく頑張ったで賞とか差し上げたい!
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by erenoa70 | 2010-10-15 06:08 | Movie