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「グリーン・ホーネット」を観ましたよ
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新宿ミラノで「グリーン・ホーネット」(2D版)を観ましたよ。

紆余曲折したリメイク作の監督と主演がミシェル・ゴンドリーとセス・ローゲンに落ち着いたと聞いた時はファンの俺でもそれ大丈夫かと思いましたが、これが肩の力の抜けた大変面白い娯楽作に仕上がってたから一安心。

セス・ローゲンといえば"童貞コメディ"の旗手であり、パッと見ただけで「こいつボンクラだ」と分かる貴重な存在。そして相棒のカトーさん役は台湾の歌手、ジェイ・チョウというこれまた全く想定外の配役。

そんな二人が往年のヒーローものをボンクラコメディそのままに演じるから意外過ぎるわけですが、ヒーロー云々よりボンクラが一念発起して大人たちを踏みつぶしていくという展開はいつ見ても最高。オリジナルとは全く違うけどまあええじゃないか。

また監督のミシェル・ゴンドリーもこれまで封印してきたといってもいい、自身の音楽PVのセルフパロディをやってたりするから(Cibo Mattoのアレとか楽しい!)、気楽に取り組んで楽しんでるのがよく分かる。

いつものままといえば秘書役のキャメロン・ディアズも相変わらず。特にタンクトップ&ショートパンツというラフな部屋着姿がすげー似合ってて、本人は自宅でもこういう気取らないカッコなんじゃない?きっとそうだよまじカワイイ!という気持ちで胸がいっぱいになりました!

ここまで書いて、今回2D版で見たので3Dの飛び出すキャメロンさんを見逃したと気づき、後悔と自責の念が絶えません。
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by erenoa70 | 2011-01-31 10:41 | Movie
かあさん
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年老いてきた母親のことが気にかかる。

とりわけ身体の調子が悪いわけでも、何かが大変だというわけでもない。ただ、電話を邪険な感じで切った後に後悔することが増えた気がする。

俺も年を取ったのだろう。まぁ、それも悪く無い。

大戸屋で「チキンかあさん煮定食」を注文した時に一瞬そんなことを考えました。あれ恥ずかしいから名前変えてくれないだろうか。
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by erenoa70 | 2011-01-30 02:50 | Stupid
「ソーシャル・ネットワーク」を観ましたよ
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新宿バルト9で「ソーシャル・ネットワーク」を観ましたよ。

インターネッツで成功した"史上最年少の億万長者"の秘話というよりは、ギークやジョックスたちを巡る学園ものの青春映画・・・かと思いきや、それが普遍的な不安や孤独をえぐり出すような展開になるのでビックリ驚いた。

物語の中心に若者たち以外のいわゆる"大人"がほとんど絡んでこないので、実話を元にしているはずなのにどこか現実離れをしていて寓話的にも思える所が面白い。こっちはそれがバブル的な狂騒だと知っているから余計にそう思える。

全編が圧倒的な会話の質量で構成され、多面的に描かれてるので観る人によって印象が違うと思うけど、個人的にはいくつかのパーティの場面がグッときた。

成功する前も、成功した後も、決して楽しいパーティの輪に入れない主人公。それを軽蔑し拒絶しているようにも見えるし、羨ましそうに指をくわえてるようにも見える。多くの人と繋がりを持って充実した生活をおくるためのSNSを開発しながら、自身はその輪に入れず大事な繋がりを失っていく姿は皮肉すぎて泣けてくる。

関係ないけど、自分や友達が酒飲んでワー!と騒ぐのは大好きなのに、他のグループが騒げば騒ぐほど気持ちが冷めていくのはこの俺です。
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by erenoa70 | 2011-01-27 14:44 | Movie
「イップ・マン 葉問」を観ましたよ
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新宿武蔵野館で「イップ・マン 葉問」を観ましたよ。

ブルース・リーのお師匠さんにあたるイップ・マンの伝記映画。パート1「イップ・マン 序章」をすっ飛ばしていきなりパート2から公開という大人の事情はとりあえず置いといて、燃えに燃えまくりました!

道場を開くも生徒が集まらず貧乏するというホロ苦い出だしに始まり、武術界の面倒臭い慣習を乗りこえて結ばれるサモハンとの絆、そして西洋武術ボクシングとの異種格闘技戦とシンプルイズベストな展開。

円熟期を迎えたドニー・イェンはもちろん、洪拳の使い手でライバルとなるサモハンの風格が見事で、武道家としてのプライドと、多くの社員を食わせていかなければいけない中小企業の社長としての立場で苦悩する姿もすごく説得力があって良かった。

その二人の対決シーンは今すぐ何度でも見返したいほど素晴らしい。特にバカみたいな早さでパンチを連打する"連消帯打"を繰り出した時の興奮は異常!さっそく帰って風呂上がりに真似したよ!

また面白いのは中国武術独特の構えで、ボロボロに傷つきながらも決して構えを崩さないの事が自身の誇りを守る表現に繋がっている。それを貫き通した先にクライマックスの息詰まる攻防があるんだから、これで燃えなきゃ何で燃えるのよ!

その対戦相手であるイギリス人のボクサーが「ウガー!強いゾー!!」と漫画チックに描かれているのには少し興ざめするけど、こまけえことはいいんだよ。
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by erenoa70 | 2011-01-25 12:21 | Movie
「散歩する霊柩車」を観ましたよ
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シネマヴェーラ渋谷の特集「妄執、異形の人々Ⅴ」でずっと見逃してた「散歩する霊柩車」(1964)を観ましたよ。

そのキャッチーなタイトルからも分かるように一風変わったスリラー・コメディ。小心者の旦那が浮気しまくる妻を殺して浮気相手たちの元へ霊柩車で乗りつける・・・という導入部からしてすでにアレですが、そこから二転三転するお話は異様な迫力をもって突き進んでいきます。

旦那を小柄な西村晃、妻をグラマーな春川ますみが演じているのでそのビジュアルの対比も面白ければ、渥美清は霊柩車の運転手役で全てを見透かしたようなクールな佇まいを見せる。それでいて音楽はおどろおどろしい怪談調なので色んな要素のアンバランスさがたまらなかった。

この前に「スプライス」を観てるせいもあるけど、こうしたジャンルをはみ出した変な作品は観ていて安心出来ないから好き。暗闇の中でこういう不安定な気分を味わいたいから、というのは映画館へ出向く理由の一つです。

それにしても春川ますみが男を惑わすファムファタルを演じてたけど、この人と「家政婦は見た」の市原悦子がたまに男からモテる役を演じるのは何かあるんだろうか?大きなお世話だけど。
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by erenoa70 | 2011-01-24 09:51 | Movie
「スプライス」を観ましたよ
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新宿バルト9で「スプライス」を観ましたよ。

エイドリアン・ブロディとサラ・ポーリーの科学者カップルが珍しい生き物を創造してしまうサイエンス・ホラー。その筋の人達の間で「おかしい」と噂になっていたわけですが、これが噂に違わぬ珍品ぶり。スゲー気持ち悪くてホント最高でした。

お話はモンスター映画ならではの悲哀に満ちていて、生まれてきた「ドレン」が成長していく様が恐ろしくもあり、哀しくもある。最初はバケモノ丸出しだったからいいものの、徐々に人間型になってきて自我が芽生えてくると扱いがそう簡単にはいかなくなり、面倒くさくなってくる辺りがすごく面白い。そうした子育てや児童虐待といったモチーフの感じ方が人によって随分と変わってくる映画だと思う。

なんて書くとまるで傑作のようですが、基本はものすごく変な映画。グチャグチャのクリーチャーを「なんてカワイイの!」とうっとりするような主人公たちですから、「ドレン」という名前の付け方はキラキラネーム誕生の瞬間。生理的にキツいグロ描写と合わせて、モラルから何からいちいちこっちの気持ちをかき乱してくれます。

極めつけはエイドリアン・ブロディが思わず新たな領域に踏み込んでしまうとあるシーンで、その顛末の気まずさといったら味わった事の無いレベル。前にいた外人さんは「オォゥ・・・ガ・・・ッ!」って悶絶してました。

ここだけも必見です。
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by erenoa70 | 2011-01-21 12:21 | Movie
「アンストッパブル」を観ましたよ
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新宿バルト9で「アンストッパブル」を観ましたよ。

トニー・スコットが撮り上げたド真ん中のパニック映画。冒頭からラストまで右肩上がりで盛り上がっていく演出が巧みで、かなりドキドキさせられました。

興味を惹かれたのはブルーカラー丸出しの、いささか粗野で横着な主人公たちが大惨事に立ち向かうという点。現場レベルでの不安や不満を抱えつつ、汗水垂れ流して困難を乗り切ろうとする必死な姿には、生活水準が同じくらいの身としてはもう応援せざるを得ない。最後に頼れるのはこいつらしかいないという状況も英雄譚としてよく出来ているなあと思いました。

あとデンゼル・ワシントンやクリス・パインはともかく、脇役が揃いも揃ってイイ労働者顔してるのがすごく良かった。
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by erenoa70 | 2011-01-18 10:06 | Movie
「バーレスク」を観ましたよ
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正月に新宿ミラノで「バーレスク」を観ましたよ。

予告編を観た時点では「ショーガール」みたいな珍作かと思ったけど、これが正月映画らしい娯楽大作ですげー面白かった。ショービジネス万歳!ごめんよP・バーホーベン!

まず、少女が田舎を飛び出し都会へ旅立っていくまでの展開がテンポよくてビックリ驚いた。辛気くさい家庭環境や別れなどダラダラ描くことなく、観客が何を観に劇場に来ているかをよく分かっているエンタテイメントぶり。

その後も観たいもの、聴きたいものを惜しげもなく提供して楽しませてくれる。音楽を題材にしたものの中には、映画ではなくてミュージカルや舞台にした方が良かったのではと感じるものも少なくないわけですが、こうした構成や(実際にはあり得ないだろう)舞台美術などは非常に映画らしくて良かった。バーレスク自体がちょっと下世話な見せ物なのも大きい。

まあ、その合間に描かれる主人公の恋愛話はかなり強引で所詮エンタメか・・・と興ざめするけど、その代わりにゲイの恋愛描写はどこかで丁寧だったりするのでもうプラマイゼロだわ!
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by erenoa70 | 2011-01-15 20:53 | Movie
「トロン:レガシー」を観ましたよ
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年末に109シネマズ川崎で「トロン:レガシー」を観ましたよ。

IMAX版だったので映像と音響をバッチリ堪能。特にダフトパンク「Derezzed」がかかった瞬間はホントに迫力満点で、カコイイ!と声を出しそうになりました。

これがHARDFLOORやCOLDCUTではちょっとイメージが違っていて、音楽にダフトパンクを起用した時点で映画の半分は終わっていた気がする。逆に言えば話の内容は全く頭に入ってこないというか、あまりにグダグダでもう辟易。なんだよ最後の波動拳みたいなの。

まあ前作も中身は微妙だったしそこに期待はしてなかったけど、これで130分という上映時間はあまりにも長すぎる。3Dなんだし70分くらいでコンパクトにまとめてカッコイイ映像と音楽に徹すればもう少し好きになれたかもしれない。

ついでにいうと字幕を担当したベテラン戸田奈津子さん。監修に別の人がついていたとはいえ、ユーザーにグリッドにクルーだポータルだボディだチンだと未来のカタカナ言葉にもの凄く苦労したんじゃないか?と珍しく心配してしまった。なっちゃん、風邪とかひいてないかな?
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by erenoa70 | 2011-01-14 08:53 | Movie
「モンガに散る」を観ましたよ
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年末にシネマスクエアとうきゅうで「モンガに散る」を観ましたよ。

台湾の不良映画。血の気の多い若者をエネルギッシュに描く一方で台湾映画らしい瑞々しさも併せ持っていて凄くよかった。傑作だと思います。

とにかく全体の演出が丁寧で、たとえば日本のヤンキー映画ではあまりお目にかかれない不良の家庭事情をサラッと(ここ大事)描いてたりするので、彼らの行く末が親戚のオッサンみたいな立場で気になってしまう(日本のヤンキー映画や漫画はそこを描かないことで別物のジャンルになってるのでそれはそれで大好き)。

そうして思い入れが強くなったあたりで、ハードコアな黒社会へとドーンと突き落とされるのでその半端ない落差に親戚のオッサンとしてはグッとくる。そしてラストには彼らの青春の全て言い表すような決定的な場面を持ってくるのだからたまらない。青春映画はこうした場面がハマると必ず傑作になると思うですね。

またこの手の映画には"気の利いた拷問シーンがあるか?”という楽しみ方もあるわけですが、目鼻や口を○○○で△△するという今回の拷問は絶っ対にやられたくないレベル!
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by erenoa70 | 2011-01-11 05:03 | Movie