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「MAD探偵 7人の容疑者」を観ましたよ
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K's cinemaで「MAD探偵 7人の容疑者」を観ましたよ。

日本ではTIFF以来、三年以上も寝かされてようやく劇場公開されたジョニー・トー&ワイ・カーウァイ監督の一風変わったサスペンス。

吊るされた豚の死体をナイフでグサグサ刺し続けるラウ・チンワンをして仲間が「警部はいま捜査中だ!」というオープニングからもうおかしな映画である事が分かるわけですが、三年ぶりに観てもやっぱりおかしくて抜群に面白かった。

あれからさらにジョニー・トー作品を観ていることもあり、役者の使い方の上手さに改めて関心する。特に未公開の大傑作「スリ」にも出てるケリー・リンが凄くいい。本作ではラウ・チンワンの奥さん役だけど二人が絡むシーンの儚さと言ったらない。わけの分からない話のくせにベタなメロドラマを滑り込ませてくるのは香港映画の常套手段ですが今回もそれがハマってる。ついでにラム・シューは相変わらずたくさん食べる役でやっぱカワイイ。

主人公の”人の内面が見える”という特殊な能力をイメージに頼らずにダイレクトな映画技法だけでやってのけてるのがとにかく痛快で、同時に物語の細かい辻褄合わせをする暇を与えない強引さも併せ持っているのが素晴らしい。

あとK's cinemaでの上映は音がデカくて迫力あるのでオススメです。あまりにデカい音で何カ所か身体がビクッとなったのは内緒だ!
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by erenoa70 | 2011-02-27 05:32 | Movie
「イップ・マン 序章」 を観ましたよ
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新宿武蔵野館で「イップ・マン 序章」 を観ましたよ。

冒頭からイップ・マンの達人ぶりを見せつけられ、町の人々に慕われるヒーローっぷりを堪能し、圧倒的な強さで憎き敵をブッ飛ばす!というこれ以上ないカタルシスに満ちててもうカンフー最強!

とデカい声で言いたいところなのだが、その憎き敵というのが日中戦争時の日本軍なのだから賞賛の声も思わず小声になってしまう。

カンフー映画、娯楽映画としてはあまりに正しい勧善懲悪でこうも複雑な気持ちになるとは。「ドラゴン 怒りの鉄拳」も敵は日本人だけど、あちらは自分がリアルタイムで映画を共有してないのと、描かれるのがデフォルメされた日本人像だったからその辺はフワフワしてる。

ところが今回は空手の達人である日本人将校を池内博之がなかなかの熱演で演じてるし(イップ・マンと戦ったのは親戚に自慢していいレベル)、またその部下がとにかく卑怯で憎たらしく描かれているからまた複雑。イップ・マンの怒りが彼ら個人ではなく日本全体に向けられているのもファンとしてはリアクションに困ってしまう。

とまあ色々あるけど、そうした清濁合わせ飲んでみてもスゲー面白い映画だと思います。トータルで続編の「イップ・マン 葉門」より好きかも。時おり出てくるほのぼのしたギャグや、キラーモード全開のイップ・マンも見物!
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by erenoa70 | 2011-02-25 23:56 | Movie
「ヒア アフター」を観ましたよ
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新宿バルト9で「ヒア アフター」を観ましたよ。

まずは冒頭の津波シーンがもの凄くよく出来ていて、短い時間ながら不意打ちで訪れる災害の恐ろしさをこれでもか追体験出来る。3Dじゃなくて良かったよ!

その後は三人の主人公がそれぞれ死に向かい合うという、さっきまでのディザスターっぷりが嘘のような静かな展開になるわけですが、至るところに丁寧な演出が行き届いているだから目を離せずにはいられない。

そんな中で、M・デイモン演じる普通の生活をしたいと願う霊能力者のエピソードがとにかく切なかった。料理教室で出会ったやたら積極的な女性(ロン・ハワードの娘、ブライス・ダラス・ハワードが好演!)との、繋がりを求めすぎるあまり空回りしてしまう様子はどこか身につまされるものがる。

そんな調子で"向こう"と"こっち"で抱える悩みが並列で描かれてるのが面白かった。と同時にこんな事を考えているC・イーストウッドにはもう少しこっちで色んな映画を撮って欲しいナアなんてことを考えてしまいました。
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by erenoa70 | 2011-02-24 12:31 | Movie
ゴハン屋の息子
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ゴハンを食べに小さな中華料理屋に入ったら、空いてる奥のテーブルでその家の子供が勉強をしてました。

忙しく働く両親を尻目に、何やらブツブツ言いながらプリント用紙に向かうその姿は、個人経営の飲食店ならではの光景。

親と外食に行って、同年代くらいのお店の子が少し離れたテーブルで宿題したり本を読んでたりすると、何故かその家に上がり込んでお邪魔してるような感覚になってしまいソワソワしたのを思い出す。

こういうの久しぶりに見たなあ、やっぱ和むよなあ・・・なんて思っていたら、こんなエロいAVが出るらしいです。

「スナックのママを口説くためにカウンターで宿題をしていた娘に勉強を教えたら好きになられちゃって困った」【NATURALHIGH】(+18)

汚したな!ぼくのピュアな思い出を汚したな!つうかすげえタイトルだなオイ
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by erenoa70 | 2011-02-24 12:24 | Stupid
それを言っちゃあ おしまいよ
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井上陽水が「怖い格好したパンクスの人たちも、決まった期日にライブハウスに来てちゃんと演奏するんだから意外とマジメ」みたいな事を言っていたと聞き、こういう身も蓋もない話が大好きだと気づいたのはこの俺です。

同じミュージシャンだと、石野卓球がゴスっぽい格好してる化粧バンドの女の子連中を「お前ら『あさりちゃん』とか読んでたクセに」と罵ったのもお気に入り。

どちらも虚飾とは言わないまでも、着ているものをはぎ取り、その人が築き上げてきたものを崩してしまう乱暴さがある。卑怯だなと感じるし、あまりに一方的で相手に届くことすら無い気もする。

これからはそういう言葉を気にかけて暮らしていこうと思います。
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by erenoa70 | 2011-02-20 18:23 | Stupid
「デュー・デート~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~」を観ましたよ
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新宿武蔵野館で「デュー・デート~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~」を観ましたよ。

クソ面白かった「ハングオーバー」の監督&主演作なのに「観なきゃ!」という意識が薄かったのは、ロードムービーになってはいるものの男同士のバカ騒ぎという点では前作と同じだし、これで飽きがきたら嫌だなあという不安があったからです。

ところが見終わってみたら飽きるどころかもっと観たいと思うよねこれ。ロードムービーらしく、自分の人生を見つめなおして新たな一歩を踏み出すという柱はあるものの、主演のザック・ガリフィアナキスが繰り出すギャグの非道っぷりがとにかくスゲエ。

麻薬にオナニー、人種差別に寝取られとけしからん要素で溢れかえってるけど、特に父親の遺灰をコーヒー缶に入れて旅をするという設定が個人的にはたまらなかった。

遺灰をギャグにする映画といえば「ビッグ・リボウスキ」や「ミート・ザ・ペアレンツ」、日本でも「復讐するは我にあり」などがありますが、そこに新たな歴史を刻んだと言ってもいいでしょう。
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by erenoa70 | 2011-02-17 18:14 | Movie
「レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー」を観ましたよ
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トーキョーノーザンライツフェスティバル2011で「レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー」を観ましたよ。

捕鯨が禁止されて頭がおかしくなった漁師一家がホエール・ウォッチングにきた観光客をブチ殺すというアイスランド産のスラッシャームービー。タイトルからも分かるように「悪魔のいけにえ」を意識していて、レザー・フェイス役のガンナー・ハンセンも出演してたりするけど、その出来映えは本家とはほど遠く、なによりその志の低さにビックリ驚いた。

上映前のトークショーで聞いた話では、この映画のプロデューサーは元銀行強盗で、獄中で書いた自伝がヒットしたのでその浮いた金でこの映画を作ったというから、まぁそう感じるのも仕方が無いわけです。

ではつまらないダメ映画かと言うと、これがそこそこ楽しいからスラッシャー・ムービーって罪作り!特に殺人鬼一家の戦闘能力の低さとズンドコぶりには目を見張るものがあって思わず叱咤激励したくなる。

被害にあう観光客もみな自分勝手で、お互いに助け合ったりしないのが一番の危機的状況だったりするから困ったもの。その中でも一番極悪なのがなぜか裕木奈江というのがさらに観客の混乱を招くのであった!

そんなこんなで楽しめました。こういうのも無きゃダメよね。
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by erenoa70 | 2011-02-14 21:01 | Movie
秘すれば花 2011
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「チラリズムっていいよねー」とか堂々と言っちゃう人は苦手かもしれない。

チラリズム自体には諸手と股間をあげて賛成だし、いちいち羞恥心がどうのと考えて言う必要もないけど、あまりにテキトーな使い方をしてると言葉自体が疲労してきて本来の意味を成さなくなってくる気がする。

そもそもチラリズムなんだから、その発言自体もチラってないとおかしいんじゃねえかと思うわけです。

そういえば「あたしドM(ドS)なんだよね」もすっかりカジュアルな自己紹介として定着しました。これにはサド侯爵もビックリだろうなー思うと同時に、自分が何を書いてるか分からなくなってきたけどまあいいよね。
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by erenoa70 | 2011-02-12 17:09 | Stupid
JOHN BARRY R.I.P.
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作曲家ジョン・バリー氏死去、映画「007」シリーズを手掛ける 【AFPBB】

「007」は言わずもがな、「ナック」「フォロー・ミー」「真夜中のカウボーイ」「白いドレスの女」など、素晴らしい楽曲をたくさん残してくれました。特に「フォロー・ミー」はこの前ようやくDVDソフト化されて映像は初めて観たんだけど内容にバッチリ合っててすごく良かったですね。

そんな中で一曲上げるとしたら、ブルース・リー「死亡遊戯」のテーマ。ちと大味だけどそこがまたカコイイこのスコアで送り出したいと思います。全員黙祷!


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by erenoa70 | 2011-02-01 22:08 | News