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「メアリー&マックス」を観ましたよ
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新宿武蔵野館で「メアリー&マックス」を観ましたよ。

"友達のいない少女と自閉症のオッサンが文通をする"という話を聞いた時、なんてクレイアニメに似つかわしくない内容かと思いましたが、いざ観たらこれはクレイアニメじゃないとダメだと納得させられた逸品。

決して明るい内容とは言えないというか、正直かなりの鬱展開なわけですが、もしこれが主人公たちの声を当てているフィリップ・シーモア・ホフマン&トニ・コレット自身が画面で演じてたとしたらもう目も当てられない辛気くさい映画になっていた気がする(まぁそれはそれで見たいけど)。

それがクレイの人形たちを介すと、人生の残酷で冷たい一面がほんの少しだけ暖かく感じられるから不思議。

簡単に割り切れないテーマを表現する手段としてのクレイアニメは監督の前作「ハーヴィー・クランペット」と同じだけど、今回はそれがより広がりを見せていて、語り口は厳しく鬼畜ギャグも多いのに穏やかな顔で劇場を後にしました。

たぶんイイ顔してたんじゃねえかと思います。
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by erenoa70 | 2011-04-30 23:21 | Movie
「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」を観ましたよ
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シネマライズの先行オールナイト企画で「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」を観ましたよ。

好きになった女の子と付き合うためには特殊能力を持った彼女の元カレたちと戦わなければいけない!というファミコン&少年ジャンプな映画。身近に感じつつも物語を放棄してバンバン乱れ撃ちされる音と映像に圧倒されるという珍作でした。

関係ないけど二週間ほど前に花見をしまして、その辺にいた知らないカナダ人と一緒に飲み始めたら彼が「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「40歳の童貞男」が大好きなその筋の人だという事が発覚。もう「トモダチメーン!!」なんつってワーワー盛り上がって速攻で電話番号とか交換しました。

やっぱり映画や音楽、アニメやゲームという共通言語があるとホントに話が早い。他の面子にはかなりドン引きされたけどスゲー楽しかったですよ。

エドガー・ライトはそうした共通言語を至る所に散りばめて作品をより楽しいものにしてるわけですが、今回はそれがかなり限られた人に向けて放たれているように思える。一方で恋愛という普遍的なもののツボを押してくる事も忘れないので(別に好きな異性が出来た時の前カノに対する態度の悪さにはワロタ)、色んな人の感想を聞いてみたいタイプの作品でもあります。

この日は本作の前に「ショーン〜」と「ホット・ファズ」も上映されたので、エドガー・ライトの作品遍歴とその新しい試みを思いきり堪能出来て凄く楽しかった。みんなでワーワー盛り上がって観るべきなのでぜひ劇場へっ
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by erenoa70 | 2011-04-28 21:20 | Movie
「ビー・デビル」を観ましたよ
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シアターN渋谷で「ビー・デビル」を観ましたよ。

人口わずか9人という孤島で夫から容赦ないDVを受け続けてきた女の怨念が爆発する韓国のバイオレンスもの。

この手の韓国映画を評する時によく「情念」というキーワードが用いられますが、そんな言葉ではまだ生温いドス黒くて醜悪な人間模様が描かれるので見終わってドッと疲れました。全体的に演出や脚本が荒っぽいのが残念だけど、育った土地や人間関係からは簡単には逃げられないという部分は物悲しくて良かった。

とにかく儒教精神だか何だか知らないけどいくらなんでもかわいそうすぎる奥さん役は傑作「チェイサー」でもかわいそうすぎる女性を演じてたソ・ヨンヒ。もしこの女優さんを街で見かけるような事があったら役柄も忘れて「かわいそうすぎる・・・」と言いたくなるだろうな。

あと夫が暴力を振るったあとに「味噌でも塗っとけ!」と言い放つのがおかしくて、これどこかで使おうと思ったけどたぶんそんな機会はないしきっと伝わらない。
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by erenoa70 | 2011-04-26 17:09 | Movie
「婚前特急」を観ましたよ
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テアトル新宿で「婚前特急」を観ましたよ。

五人の彼氏と付き合っているOLが手痛いしっぺ返しを喰らうという、いわゆるスクリューボールコメディに属するジャンルですが、今どきの日本映画らしい地味な演出とテンポで進むのでしばらくは自分の中でチューニングを合わせるのが難しかった。

それでも満足して劇場を後に出来たのはやはり吉高由里子さんの魅力に尽きる。もう奔放な女性を演じさせたら世界一なんじゃないかと思うほど、愛しくて憎たらしい存在としてスクリーンを暴れ回るので最後まで翻弄されっぱなしなわけです。そのセリフ回しや身のこなしは天才的というかズバリ言って天才です。

本来ならそれで他に何も言うことはないんだけど、五人の彼氏の中で一番イケてない男を演じるSAKEROCK浜野の演技もすごく良くて、後半の二人がみせる畳みかけるような猛攻は素晴らしいの一言。

奔放な女子に対して男は意外と冷静になるという点も描かれていて、日本でもキチンとした童貞コメディ撮れるんじゃないかと思った。なんだキチンとした童貞って。
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by erenoa70 | 2011-04-23 19:37 | Movie
経年変化対策本部
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疲れが抜けにくくなってたり、自然には痩せなくなってきたりと老化が進む一方で、相変わらず歩道のちょっと高い所に乗ってみたり、街中で声に出して「美人だ!」と言ってしまったりという幼児性も復活してきてるので何だか不安です。

年を取れば色々と変化するのは当然だし受け入れていくしかないんだけど、このまま人と全く違った進化をしたらどうしよう・・・!?という発想自体が中二だという事に気がつきました。

もし身体が丸みをおびてきて酸っぱいものが欲しくなってきたらまた報告します。
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by erenoa70 | 2011-04-19 15:36 | Stupid
「エンジェル ウォーズ」を観ましたよ
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新宿バルト9で「エンジェル ウォーズ」こと「Sucker Punch」を観ましたよ。

悪いお父さんに精神病院へ入れられてしまったかわいそうな少女が想像力を武器に脱出を試みる・・・という筋書きはあるものの、とても大の大人が莫大な金を使って作ったとは思えない、中二の妄想絵巻っぷりが素晴らしかった。

想像力こそが世界に抵抗する唯一の手段、という時期は誰しも経験があってそれ自体は多いに共感も呼ぶはずなんだけど、それに手を加えず丸ごとドーン!って提供されたらコイツ頭おかしいんじゃねえかと思うよね実際。

脚本という観点からすれば確実に落第点だろうし、アクションにも取り立てて新しい表現があるわけでもないけどザック・スナイダーの「これカコイイよな!ダイスキー!」という叫びが、終止かなりの大声で聴こえてくるという一点に関しては心を揺さぶられるわけです。

よい子のみんなも、好きなものや好きなひとがいたらまず大きな声で叫んでみるといいんじゃないかな。お兄さんそう思う。
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by erenoa70 | 2011-04-18 04:59 | Movie
「ランナウェイズ」を観ましたよ
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シネクイントで「ランナウェイズ」を観ましたよ。

ガールズ・ロックバンドの始祖、The Runawaysの伝記映画。ジョーン・ジェットをクリスティン・スチュワートが男前に、シェリー・カーリーをダコタ・ファニングが危なげに演じていて、映画としては無難な作りながらも楽しく見れる。

特にダコタ・ファニングさんは少女から一人前のビッチになる過程を余すところなく魅せつけてきやがるのでオジサンはとても心配になりました。

二人の少女がそれぞれ皮ジャン&メイクと、形からロックの世界に入っていくのも良かった。ロックンロールの良い所はその熱意がファッションとして可視化させる部分にあるように思う。ダブステップやアブストラクトヒップホップやろうぜ!と言っても中々こうはならない。

一方でそれが自意識を加速させてしまい、バンド崩壊のきっかけになるんだから何だか痛し痒しなわけですが、それでも「ロックンロール!」と叫ぶ事を止めないジョーン・ジェットはもちろん、なぜか今では木彫りのチェーンソーアート職人になっているシェリー・カーリーもやはり魅力的なロックンローラーだとしか言いようがない。
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by erenoa70 | 2011-04-17 22:40 | Movie
喜久盛酒造2011
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最近は飲むんだったら東北の酒を、という事でガンガン飲んでるわけですが、ずっと前にこのブログでも岩手の酒造会社を取り上げてたことを思い出しました。

喜久盛酒造株式会社CMソング【よだれ一滴】
清酒『タクシードライバー』【よだれ一滴】

もう5〜6年以上前のエントリなのでリンクも切れてたけど、ちゃんと別のURLで営業していたようです。

喜久盛酒造

相変わらず酒造会社らしからぬサイトのTOPでホッとした!ついでにDiscogsMySpaceには自社のCMソングのリミックスもあったので久しぶりに聴いてこれもまたホッとした。特に鬼剣舞2003はやっぱイイ!

そんなわけで通販にて「電気菩薩」を購入しました。早く飲みてえ
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by erenoa70 | 2011-04-13 23:51 | Web
「SOMEWHERE」を観ましたよ
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新宿ピカデリーで「SOMEWHERE」を観ましたよ。

「どうしてだろう、娘との時間が美しいのは。」なんてスカしたコピーが付けられてますが、特に父と娘の感動物語というわけでもなく、ハリウッドの人気俳優がひたすらダラダラするというだけでこれといった話やテーマなんて無いところがすごく良かった。

全体のテンポもこの男の心情と共にあってダラダラしてるんだけど不思議と飽きずに付き合える。やたらと何かを語りたがる物語よりも、こうしてムードだけが残る映画というのもたまにはいい。

その一方で、金とセックスに困らない気ままなホテル暮らしでたまに娘と遊んで海外行ってフェラーリぶちかまして、というラグジュアリーな生活を送っておきながら、「寂しい、孤独だ」と焦燥感を煽られてもなかなか共感しにくい部分はある。ソフィア・コッポラが日常的に感じていることの表現なんだろうけど、この辺は映画としてもうひと工夫欲しかった。

とか言いつつも、ホテルに呼びつけてお尻丸出しでポールダンスを踊る双子のダンサーを長々と捉えるショットはここだけでも観る価値はあると断言できるほど素晴らしい。これを眺めてる間だけは俺もソフィア・コッポラさんと友達になれそうな気がしました。
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by erenoa70 | 2011-04-11 06:53 | Movie
「ザ・ライト -エクソシストの真実-」を観ましたよ
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新宿バルト9で「ザ・ライト -エクソシストの真実-」を観ましたよ。

アンソニー・ホプキンス演じるベテランのエクソシストの元を、悪魔の存在を疑う神学校の生徒が訪れるが・・・という実話をベースにしたスリラー。

たしかに悪魔祓いの儀式を巡って怪現象が主人公たちに襲いかかってくるというホラーな展開はあるものの、どちらかというと将来に不安を持つ若者が自分の"成すべきこと"に目覚めるまでのお話という方がしっくりくる。

クライマックスではその二つの要素が絡み合って盛り上がりはするんだけど、そのどちらもがちょっとハリウッドナイズされて分かりやす過ぎるのがイマイチ。

あと"デカい音でビックリさせる"という演出が多めなのでこの辺も苦手だった。そのせいで何度かビクっ!となったけど「別に怖いわけじゃないよ、ビックリしただけ」という顔で観てました。
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by erenoa70 | 2011-04-10 04:26 | Movie