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「モンスターズ/地球外生命体」を観ましたよ
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シアターN渋谷で「モンスターズ/地球外生命体」を観ましたよ。

今年の夏は地球に各地から宇宙人たちが押し寄せてきますが、これは宇宙人が生息するメキシコの危険地帯を新聞社のカメラマンとその社長令嬢が脱出するというお話。

見せそで見えない宇宙人の正体にハラハラしたり、まったく先行きの見えない終末感はパニック・ホラーのそれなんだけど、印象に残るのは男女二人の貧乏旅行の様子で「あぁ旅行いいな、行きたいな・・・」とか思いながら観てました。

それがダメかというとそうでもない。やはり3・11を経験した後だと、一時的なパニックが過ぎ去ったら案外こういうものかも知れない事を実感してる部分もあるので、危険地帯を走るタクシーの運ちゃんが「何で逃げないのか?」と聞かれ「何でって・・・仕事も家もここにあるしナア」という台詞や、街に掲げられる政府の対応を批判する看板、ガスマスクの雑な取り扱い方など、今の現実と妙にシンクロするのがなんとも。

旅行記みたいになってるのは超低予算(130万円!)という事もあるだろうけど、サスペンス描写もキッチリしてて、特にボートで川を下っている時に宇宙人らしき影がゾワゾワっと現れる場面なんかを見ると、この監督が新たにハリウッドリメイクされる「GODZILLA」に起用された理由も分かる気がします。
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by erenoa70 | 2011-07-31 15:37 | Movie
「導火線 FALASH POINT」を観ましたよ
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シネマート六本木で「導火線 FALASH POINT」を観ましたよ。

すでにDVD発売されているドニー・イェンさんの傑作アクションをスクリーンで観れるとあってダッシュで駆けつけました。

いつものカンフーアクションではなく刑事の潜入もの。比較的オーソドックスな展開でそつなく進むし、マフィアに潜入するのはドニーさんじゃなくて共演のルイス・クーだしと、前半はなんだかヤキモキさせられます。

それがクライマックスで一気に大爆発するからこれは溜めだったんだ、ということで全て納得!アクションシーン自体の時間は少し短いけどその密度がちょっとハンパない。

特徴的なのは現代劇とあって総合格闘技のアクションを多用しているところ。しかもそれが派手で見栄えのいい技ばかりでなく、スポーツ的に危険とされているヒールホールド(踵をねじる技。やりすぎると膝の靭帯ブチ切れます)やバスター(相手を抱えて後頭部から叩きつける技。大変なことになります)などをより危険に描いているのが興味深い。

実戦としては下に見られがちな中国武術で僕らを楽しませてくれているドニーさんの「まーこれくらいはオレらも出来るんだけどね」という格闘家としての意地を見た気がします。

とにかく、死んじゃうよ!って場面がざっと数えただけでも7回はある。それでも戦いを止めないどころかニヤリと笑って「もっとやろうぜ」と手招きする場面などは、あまりに非合理的で本当に素晴らしかった。
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by erenoa70 | 2011-07-29 11:04 | Movie
シンボルはタワー
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電車の中で窓の外を見ていた子供が「スカイツリーだ!」と大声をあげた。

それはスカイツリーではなくゴミ処理場の煙突だったけど、なんとも子供らしくて車内は和やかな気持ちになった。

ただその隣にはお父さんがいたので「アハハ、あれはスカイツリーじゃないんだよ」とでも言うだろうと思ってたら「そうだね!」と子供の意見を肯定してみせたのでビックリ驚いた。

でも考えてみたら、そうした子供ならではの発見や質問は注意するよりサラッと受け流した方がイイのだなと気がついた。

それは自分が子供のころ「なんでオレはお母さんから産まれたのによくお父さんに似てる、て言われるの?それなら隣のオジさんに似ててもいいじゃない?」という今考えてみてもかなり際どい質問を、華麗にスルーしてみせた母の背中を思い出したからです。
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by erenoa70 | 2011-07-29 02:03 | Stupid
夏休みちびっこ予告編まつり
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久しぶりに気になった予告編をチャチャっと集めてみました。

『HAYWIRE』
以前、美人すぎる格闘家として紹介したジーナ・カラーノの初主演アクション映画。始めての映画とは思えないほど様になってるジーナさんの女っぷりはもちろん、マイケル・ダグラス、ユアン・マクレガー、アントニオ・バンデラスらが完全にお仕事モードで気楽に演じてるのにも注目。監督は最近、素人を演出するのにハマってるスティーブン・ソダーバーグ。




『The GrandMaster 一代宗師』
ウォン・カーウァイが盟友トニー・レオンを迎えてイップ・マンをやると聞いて、ドニーさん版と差別化する意味でも得意のオサレでアンニュイな雰囲気推しでいくかと思いきや、予告編を観る限り普通のアクションぽいので気になります。




『THIS GIRL IS BAD ASS(Juk-ka-lan )』
「チョコレート・ファイター」のジージャーがアクション・コメディに挑戦。自転車を使ったアクションはジャッキーのそれを思い起こさせます。タイ版の予告はこれよりずっとベタベタのコント風で、惜しくもDVDスルーとなってしまった「ライジング・フェニックス(邦題:チョコレート・ソルジャー)」に輪をかけて日本公開が難しそう・・・でもやっぱ観たいよ!




『Sleeping Beauty』
「エンジェル・ウォーズ」で夢の中で戦う少女を演じたエミリー・ブラウニングの新作はまた眠る役!しかも寝てる間に金持ちにエロいことをされるというなんだか不憫な役です。もうこの路線でいくしかない。そんな映画の製作はジェーン・カンピオン。




『Gomorra』
海パンにマシンガンというビジュアルが新鮮なイタリアマフィアの実録もの。「シティ・オブ・ゴッド」にも似た乾いた雰囲気を持っていて興味を惹かれます。もう3年も前の作品ですが、どうやら日本公開が決まったらしくてめでたい。




『おんなの河童』
なんつうタイトルかと思いましたが、これがいまおかしんじ監督のピンク映画で撮影はクリストファー・ドイル、音楽はちと懐かしいドイツのエレクトロポップユニット、ステレオ・トータルが担当していてミュージカルシーンも盛りだくさんというから益々分からないけど面白そう。ちなみにこれに友達がスタッフで参加していまして、クリストファー・ドイルは極貧の低予算にも文句を言わないイイやつだったそうだよ。




あとクローネンバーグの新作や、あのホラーのリメイクやアメコミの新作も観たい、そしてやっぱり麻生久美子がカワイイとか色々あります。
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by erenoa70 | 2011-07-27 17:04 | Movie
「ムカデ人間」を観ましたよ
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シネクイントで「ムカデ人間」を観ましたよ。

人間を繋げて一つの生き物にしちゃおうという変態ホラー。タイトルと予告編、そしてこのイイ味出してる手書きイラストだけでもう観た気になってましたが、義務感にさいなまれて行ってきました。

そんなやや後ろ向きな動機だったわけですが予想以上に楽しかったです。てっきり出オチだと思ってたムカデ人間も頑張って生活するし、生みの親である博士のおっちょこちょいぶりがサスペンスを大いに盛り上げる。

全体のテンポもスローで牧歌的。ムカデ人間の造形については「予算が無かったんだろうな・・・」と思わせる苦労の跡が感じられてしまいますが、博士の発想と同様に"面白いと思ったことは貫徹する"という真っすぐな気持ちがスクリーンから見えるのはホントに喜ばしいことだと思います。

これに出演した俳優さんたちにイイことがありますように・・・特にムカデの真ん中部分をやった女優さん、せめて次は前か後ろになれますように・・・
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by erenoa70 | 2011-07-24 23:23 | Movie
「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」を観ましたよ
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シネマライズで「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」を観ましたよ。

世界中でパンチのきいたグラフティアートを展開するバンクシーによる、ストリートアートを巡るドキュメンタリーであり、創作についての考察であり、とある平凡な男の悲喜劇でもある。まあ何でもいいんだけどスゲー面白かったです。

謎だらけのバンクシー自身についてではなく、その周りをウロウロしてただけのオッサンがいつの間にかアーティスト「ミスター・ブレインウォッシュ」になっていく姿を追ってるんだけど、結果的にこれがちゃんとバンクシー作品の色合いになってるのが凄い。娯楽映画としてもシッカリ魅せる構成になっていて、中々どうして狡猾な人物だと思いました。

個人的に創作というのは"誰に頼まれたわけでもない"のにやるというのが出発点だと思っていて、そこから始めたものはなかなか止めるわけにいかない。この映画に出てくるバンクシーや他のグラフティアーティストは別に"誰に頼まれたわけでもないのに"作品を残していく。たとえ命を危険に晒しても、迷惑でも違法であってもやる。

ところがこのブレインウォッシュさんはバンクシーから"やってみれば?"と勧められたのがキッカケで何となく創作を始めるからその勢いが長続きしないわけ・・・と思ったらここから遥か斜め上の皮肉な展開になるんだから世の中わからない。

この騒動は創作とか才能がどうとか関係なくなってもうお手上げの状態。バカ負けとはこの事だよ・・・

まーブレインウォッシュさんに独創性に富んだものを創る才能はゼロだと思いますが、出来はともかく作品を残す、またあれを作品だと言い張る図太さだけはバリバリあるんだから、ある意味でタフ!(あくまである意味)
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by erenoa70 | 2011-07-23 01:55 | Movie
夏色飯店
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暑い中で腹も減り、「もう歩き回りたくないな・・・」と路地裏で見つけた古めかしい中華料理屋へ飛び込んでみる。

外からは全く分からなかったが店内はほぼ満席の賑わい。その予想外の光景に驚いていると「こちらどうぞ!」と威勢のいい声に押されてカウンタ-席へ腰掛ける。

手書きのメニューを一瞥し、「麻婆豆腐定食とビール!」と注文。

改めて見渡すと、会社帰りのサラリーマンたちが酒を酌み交わし、若者がラーメンや餃子をがっつく。湯気の立ちこめる厨房では親子と思わしき店員たちが手際よく鍋をふるう。テレビは付いているものの音声は消してあり、代わりにナイター中継のラジオが聞こえてくる。エアコンもあるが、主に風を運んできてくれるのは昭和の扇風機だ。

ほどなくして瓶ビール。冷たいグラスにゆっくりとビールを注ぎ、泡もろとも一気にグッと喉へ流し込む。ウマい。

料理を待つ間、いつもならiPhoneでもいじってる所だが、ここは店の流儀に従ってスポーツ新聞を手に取る。興味のない記事ばかりだが今はこうしているのが正しいような気がする。

夏の暑さから逃れるように入ったこの店。けっして静かでも清潔なわけでも無いが、こうして気兼ねなく過ごせる場所を見つけられたのは良かったと思う。

そこへ「どうぞ!」の声と共に麻婆豆腐。残ったビールを飲み干し、大盛りのゴハンを片手に麻婆豆腐を口へと運ぶ。

そのどこか懐かしい、味わいのある中華屋の麻婆豆腐は、ものすごくマズかった。
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by erenoa70 | 2011-07-20 16:21 | Stupid
「マイティ・ソー」を観ましたよ
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新宿ミラノで「マイティ・ソー」を観ましたよ。いちおう3D。

トンカチが武器の神様というマーベル印のヒーローを、ケネス・ブラナーが監督すると聞いた時は不思議に思いましたが、これが王位継承を巡ってのお家騒動の話だったので思わず納得。シンプルながら見応えあってすごく良かったです。

ヤンチャがすぎて地球へ追放されてしまったソーさんが"王にふさわしい人間"となるまでを描くわけですが、調子こいた人が大人しくなって反省する内容とも言える。

昨日まで一国の王子だった男が力を奪われ、見知らぬ星でつつましく生きていくしかないと決心して、ネルシャツ姿で朝食を平民どもに振る舞う場面には思わず泣けてきました。タオルを肩にかけるのもなんか様になってたりして。

そこで出会ったナタリー・ポートマンとお互い好き同士になってイチャイチャするという描写に至っては完全に一般人のそれで見ていてこっ恥ずかしい。でもこういう細かい部分の演出がすごく巧みなので、ソーさんが復活して大暴れするクライマックスは期待通りの大盛り上がりです。

マーベル印のヒーローたちが集まる「アベンジャーズ」への布石も徐々に形になってきてワクワク。ヒーローを束ねる組織である「S.H.I.E.L.D.」も宇宙からやってきたソーの事は知らないので「あんた・・・神様かい?」「とんでもねえ、あたしゃ神様だよ」というやり取りはマジ最高でした(脚色あり)。
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by erenoa70 | 2011-07-16 00:39 | Movie
「デンデラ」を観ましたよ
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新宿バルト9で「デンデラ」を観ましたよ。

姥捨て山に捨てられた老婆たちが実は生き残って密かに自分たちだけの集落を作っていたという「楢山節稿:ニュージェネレーション」みたいな話かと思ったら、ババアが人食い熊と戦う話でした。これ本当。

Twitterなど一部では話題になってますが、まだ一般的には老女優たちの貧乏くさい話としてしか認知されてないような気がしてもったいない。これは浅岡ルリ子が熊と戦う話です。

ルリ子の他には「オレは今年で百歳だ!」とムダに元気な草笛光子、アイパッチがキュートな倍賞光子、山本陽子や赤座美代子なんかが熊と戦う話です。

小さいコミュニティ特有の面倒ないざこざや、自分たちを捨てた村への恨みつらみ、雪崩や餓えの心配なども描かれますが、やっぱり熊と戦う話だと思います。

その熊もこのご時世に着ぐるみ&アニマトロニクス出来ているので恐ろしさより可愛らしさが先行してしまったりするけど、ちゃんとババアの死体や血は見せるし、巨大生物ものに必須な「アーっ!!」て言いながら暗闇に引きずり込まれちゃう描写もあるから問題なし!

あと集落ではお土産みたいなお面や人形が作られますが、それがすごく土着的な匂いがして(子宮を形どった人形とか)、ああいうデザインって生理的にゾワゾワしてなんか苦手だなあ・・・という自分の中で新しい発見もありました。ありがとうババア。
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by erenoa70 | 2011-07-13 23:02 | Movie
The Zombies 来日公演に行ってきましたよ
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7月10日(日)に下北沢GARDENで行われたThe Zombiesの来日公演に行ってきましたよ。

結成して50年の大物。「ふたりのシーズン」の大ヒットで知られる彼らがなぜかこの時期に、下北の小さなライブハウスに来ると聞いた時は全く信用してませんでした。

よしんば来たとしても顔見せ的な「あぁ、ホントにいるんだな」という確認作業になるだろうという気持ちもあったわけですが、行ってみたらこれが現役感バリバリのライブで凄かった!信用しなくて正直スマンかった!

コリン・ブランストーンの歌声はもう60代後半だというのに嘘みたいに瑞々しいわ、ロッド・アージェントのキーボードはパワフルだわで、今でもニューアルバムを出して積極的に活動してるのも納得の仕上がり。

アージェントの喉が来日直前に潰れてしまってコーラスに参加出来なかったのはちと残念だったけど、それ以外は全てが期待以上で、始めて「Odessey And Oracle」を聴いた時の衝撃が蘇ってきました。

その「Odessey And Oracle」からは「ふたりのシーズン」はもちろん、個人的に一番好きな「Care Of Cell 44」もやってくれてグッときた。その他には新曲(これもすげーイイ)やソロの曲なんかも入り交じっての約2時間。最後はメンバーで一番最初にレコーディングした曲だという「Sumeer Time」で締めくくってくれました。

小さいハコでやらなくても・・・とは思ったものの、至近距離であのThe Zombiesを観れたのは本当に良かった。コリン・ブランストーンが少しオバアちゃんみたいに見えたけど本当に良かった。


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by erenoa70 | 2011-07-12 13:59 | Music