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「狂った野獣」&「ポルノの女王 にっぽんSEX旅行」を観ましたよ
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シネマヴェーラの中島貞夫特集「狂犬の論理」で「狂った野獣」と「ポルノの女王 にっぽんSEX旅行」を観ましたよ。

「狂った野獣」はスクリーンの鑑賞は始めてだったけどやっぱり傑作。銀行強盗に失敗した片桐竜二&川谷拓三が路線バスをジャック!しかしその乗客の中にさらに凶暴でトチ狂った渡瀬恒彦さんがいた・・・!というアクション。

東映ライクなギャグと、緊迫感溢れるアクションとのバランスがまあ見事。テンパった川谷拓三ちょうカワイイーとか思ってたら後半で明らかにやりすぎなカーアクションが待ち受けている。パトカーやバイクが次々と無駄に転倒していく光景のヤケクソ感といったらないです。ホントに素晴らしい。

あと上映中、白バイ隊員役の室田日出男が思いきりバカな死に方をして「ウッ!」と絶命した瞬間にフィルムがブチ切れて上映が中断したのに笑った。これも含めて劇場で観れてよかったよ・・・

もう一本の「ポルノの女王 にっぽんSEX旅行」はスウェーデンのポルノスターで映画ファンには「ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ ~血まみれの天使~」でもお馴染みの美女、クリスチーナ・リンドバーグ主演作。

これは未見だったので楽しみだったわけですが、「SEX旅行」という呑気なタイトルのわりにいきなりレイプされたかと思えばその後はずっと監禁されて散々な目に合うのでリンドバーグさん可哀想すぎる!ビックリしたよ!

しかし日本の狭いボロアパートに白人のポルノスターがいるという不思議な絵面はメトロン星人のそれと同じ情緒が漂っていてそこは凄くよかった。

どうでもいいけどクリスチーナ・リンドバーグは女優引退後、なぜかキノコ採集に凝っていて「クリスチーナ・リンドバーグとキノコを探そう」という教育ビデオを製作してるらしいです。感慨深い。
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by erenoa70 | 2011-09-29 18:22 | Movie
「サヴァイヴィング ライフ―夢は第二の人生―」を観ましたよ
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渋谷イメージフォーラムで「サヴァイヴィング ライフ―夢は第二の人生―」を観ましたよ。

大好きなヤン・シュヴァンクマイエルの新作は夢がテーマ。某巨匠みたく「こんな夢を見た・・・」とか言い出したらどうしようかと思いましたが、冒頭でシュヴァンクマイエル自身が切り抜きアニメで出てきて「今回はあんま予算が無いので切り抜きアニメでやります。それでは行ってみよー」みたいな事を喋るのでホッとしました。

夢の中で出会った美しい女性を追い求めていく男の姿を、実写とコマ撮りの切り抜きアニメで表現していく。ただでさえ手法そのものが現実離れしているのに、どんどん夢と現実が曖昧になっていく主人公にクラクラさせられる。

シュヴァンクマイエルの作品は、最初は気色悪かったり不愉快に思える世界観もしだいに暖かで心地よくなっていくから不思議。見終わってしばらくするとあの世界に帰りたいと思わせる危険な魅力がある。

そうして迎えるエンディングはまるで甘美な催眠術のようで、エンドロールの直前に一瞬寝てしまうという珍しい経験をしました(見れば賛同してもらえるはず)。

また同時期にラフォーレ原宿で大掛かりな展覧会もやってたけどこれも良かった。実際に使われたキテレツな小道具や美術を見ているだけでクラクラしてくる。やっぱ妄想、最強。
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by erenoa70 | 2011-09-28 17:40 | Movie
「探偵はBARにいる」を観ましたよ
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新宿バルト9で「探偵はBARにいる」を観ましたよ。

東映セントラル路線といえば昨年に「行きずりの街」がそれを継承しようとして思いきりズッコケましたが、今回はシンプルな探偵ものという事もあり、特に何がってわけじゃないんだけど面白い。その当たり前さが嬉しかった。

探偵がいて、相棒がいて、悪い奴がいて、美女がいるというド真ん中の布陣。もちろん時代錯誤な面はあるんだけど、大泉洋と松田龍平の飄々としたキャラクターがそれらを上手く現代風にアジャストしてるように思えた。舞台が東京ではなく、雪景色のススキノというのもまた新鮮。

もう最近のメジャー系邦画を撮っている人達は実はみんな映画が嫌いで、邦画を失墜させるのが目的なんじゃないか?という陰謀論すら頭をよぎっていたので、こういう当たり前に面白い作品が作られ、それなりにヒットしている状況には一筋の光を見た気がします。

当たり前といえば、浮気現場の写真やセクシーパブの場面で当たり前のようにスーッとおっぱいが出てくるのも良かった。

そこに行けばそれに出会えるという安心感。忘れがちだけど大事だよね、っていう。
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by erenoa70 | 2011-09-27 03:30 | Movie
「ザ・ウォード/監禁病棟」を観ましたよ
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新宿武蔵野館で「ザ・ウォード/監禁病棟」を観ましたよ。

御大ジョン・カーペンター久々の新作は、精神病院に入れられた少女たちが得体の知れない"何か"に次々と襲われるというホラー。驚くほどオーソドックスな仕上がりになってたけど、逆にそれが新鮮でラストは完全に騙されてしまいました。

「ドライブアングリー3D」で惚れぼれするよなビッチぶりを見せたアンバー・ハードさんが主演なわけですが、今回は舞台が1960年代という事もあって、ネルシャツをデニムにインしちゃうような地味めな女の子を演じてるので驚いた。

てっきり彼女だけがピックアップされるのだとばかり思っていたら、その他に出てくる女の子も何だかカワイイ娘ばかり。だって前作「ゴースト・オブ・マーズ」なんてアイス・キューブが主演だよ。

もちろんそれ自体に文句はないんだけど、少し前に話題になった「最近、カーペンターは高円寺に住んでる息子の影響でAKB48にめっちゃハマっている」という情報を踏まえると、この多種多様な美少女を取り揃えたその真意を聞いてみたくなりました。

ハマっている確かな証拠↓

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by erenoa70 | 2011-09-26 21:38 | Movie
したまちコメディ映画祭 「宇宙人ポール」を観ましたよ
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第4回したまちコメディ映画祭in台東「宇宙人ポール」を観ましたよ。

「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」のサイモン・ペグ&ニック・フロストがコミックの祭典に出かけたついでにめっちゃフレンドリーな宇宙人に出会うというSFコメディ(監督はグレッグ・モットーラさん)。

もうこの設定だけで褒める要素しか見当たらないわけですが、その高いハードル設定を超えて思いきり笑わせてもらったし実はそっと泣いたよ。

「E.T」や「未知との遭遇」を始めとするスピルバーグへの尊敬と敬意を笑いに変えてグラデーションのように折り込みながらも、全体を通して描かれるのはサイモンとニックの十八番でもある「友達っていいよな」感。

そこに他人とは思えない気だてのいい宇宙人が新しい友達になっていくという放課後な時間がたまらない。見ているこっちまで「コイツが近所に住んでたらいいのになー」とわりと本気で思えてくるわけです。少なくともE.Tよりは楽しそう。

そういえば「未知との遭遇」の宣伝コピーは「We are not alone」だったなあとか思い返しながら、浅草で友達らとガンガン飲んで帰りました。
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by erenoa70 | 2011-09-25 08:10 | Movie
「レジェンド・オブ・フィスト-怒りの鉄拳-」を観ましたよ
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新宿武蔵野館で「レジェンド・オブ・フィスト-怒りの鉄拳-」を観ましたよ。

降って湧いたようなドニーさん祭りもいよいよ終盤。ブルース・リー「ドラゴン 怒りの鉄拳」の後日譚となる本作で抗日映画のヒーロー、陳真を演じています。

まずは冒頭、第一次大戦のヨーロッパ戦線で銃弾を掻いくぐりながら大暴れするドニーさんのハンパない超人ぶりに一気に惹きつけられる。ここは毎朝にでも見たいくらい素晴らしい仕上がりです。

その後は日本統治下の上海で、まんまグリーン・ホーネットな仮面をつけ「反日中国人処刑リスト」というとんでもないリストを公開して中国人を殺していく日本軍と戦っていく。なぜか軍人役でEXILEの人も出ていてドニーさんにボコボコにされます、EXILEの人。

その日本軍の陰謀や裏切りなどの展開はちょっとお粗末な気もするわけですが、そこは最後にカンフーアクションをバッチリ見せてくれるので十分にお釣りがくる。

特に怒りに震えるあまり「ホォォォァア!!」と怪鳥音を轟かせる場面では、まるでブルース・リーが蘇ったような輝きを放っていてドニーさん素晴らしかった。

これから俺も日常生活の中で怒りが頂点に達したら「ホォォォァア!!」と叫ぶ事にしようと思うので周りの人は覚悟してください。
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by erenoa70 | 2011-09-23 07:59 | Movie
ラテンビート映画祭「THE LAST CIRCUS」を観ましたよ
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第8回 ラテンビート映画祭で「THE LAST CIRCUS」を観ましたよ。

サーカスのピエロ同士が美女を巡って殺し合うという地獄のようなラブストーリー。最初から最後までどうかしてる人がスクリーンで暴れててもう最高でした!

サーカスの公演中にスペインの内戦にかり出されたピエロが女装姿で拳銃を撃ちまくるというパンチの効いた幕開けから、酔ったら嫁をブン殴ってファックするというDVのお手本のような男と、マジメだけが取り柄の男の血みどろの戦いが雪だるま式に大きくなってヤケクソ気味に大爆発するクライマックスまで一気に見せます。

監督のアレックス・デ・ラ・イグレシアといえば過剰なギャグとバイオレンスが特色ですが、毎回詰め込むだけ詰め込んでここぞ、という所で空回りしてる印象がある。今回も空回りはしてる部分は多いんだけど、それが完全に度を超えているから作劇とは違うとこで異様な迫力を生んでいるのがスゴい。

それでいて登場人物がそれぞれ多面的な面を見せるのも大きな推進力となっていて、人間のいかんともし難い醜悪さや哀しみがベッタリ張り付いているのも素晴らしい。あと根っからのドMってなんか面倒くせえ!

とにかくスゲー大傑作。なるだけ早く一般公開されることを願います。この週末には京都で、来月には横浜でも一回づつ上映されるのでお近くの方は是非!


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by erenoa70 | 2011-09-22 03:55 | Movie
したまちコメディ映画祭「がんばれアメコメ!したコメ×アメコメ」を観ましたよ
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第4回したまちコメディ映画祭in台東の前夜祭オールナイト「がんばれ、アメコメ!!したコメ×アメコメ」を観ましたよ。

クソ面白いのに日本ではDVDスルーが当たり前になってしまったアメリカン・コメディを応援しようというオールナイト企画。感想はまたそれぞれのDVDが発売になってからにするとして、とりおき駆け足で紹介します。

「ホール・パス/夢の独身許可証<期間限定>」

宇宙一面白いファレリー兄弟の最新作。倦怠期を迎えて「もし独身だったら今でも女とヤリまくるのになあ!」と考えるバカな旦那に一週間だけ独身になる許可証が与えられるというお話。

暴力的なレベルの下ネタで笑わせつつも、いつも間にか人間賛歌にまとめあげる仕事ぶりはさすが。大人になってもチンコやウンコで大騒ぎしてもいいんだ、と言われたようで晴れ晴れした気持ちになります(言われなくても騒ぐけど)。

「ウソツキは結婚のはじまり」

既婚者を偽って女遊びを繰り返してた男が本当の恋に落ちて・・・という定番のラブコメ。いつもの事ながらアダム・サンドラーはバツグンの安定感をみせてくれる。

ジェニファー・アニストンがすごく面白いかと思えばヒロインを演じるブルックリン・デッカーがとにかく美人すぎる。あんな人に惚れられるとかアダム・サンドラーもげろ。

「An American Carol(原題)」

あのマイケル・ムーアを「フライング・ハイ」「裸の銃を持つ男」のデビッド・ザッカーが徹底的にバカにしてますが、この日の中で唯一「どうなんだこれ・・・」と落胆してしまった。

ギャグよりも政治思想を優先させているのが悔しいやら憎いやら・・・体制に歯向かうのダメ!と言われるコメディってキツイ。


また幕間にトークショーがあって、映画の制作会社、配給会社、メディアの関係者が集まって「なぜ日本ではアメリカンコメディ映画が低迷してるのか?」という比較的マジメな討論は個人的に興味深かったです。

低迷してる理由につはは「景気が悪く買い付けが慎重になっている」「男性向けのものが多いので女性の集客が見込めない」「アダム・サンドラーはちょっと・・・」というもの。

それでは今後、日本でアメコメをたくさん観れるようにするにはどうすればいいか?という問題には次のような提案があがりました(うろ覚えです)。

・SNSなどを使った口コミ
・劇場は公開第一週目の土日に出向き、DVDはレンタル開始から一週間で借りる
・(今回のような)上映イベントを東京以外でも開催していく
・ネットなどの署名運動


これまでもあった署名運動については、2万人の署名が集まれば劇場公開できると(配給会社プレシディオ担当者さんの発言)。なかなか厳しい数字だけど、具体的な目標が上がったのはファンにとってもいいことだと思います。

配給会社も朝のワイドショーに一瞬だけ写るようなものではなく、もっと実のある宣伝をしてくれれば、とも思うけど観る側も盛り上げていかないと状況は悪くなる一方なので出来ることはガンガンやっていきたいです。
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by erenoa70 | 2011-09-21 19:00 | Movie
シティーボーイズミックス「動かない蟻」を観ましたよ
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世田谷パブリックシアターでシティーボーイズミックスPresents「動かない蟻」を観ましたよ。

今年は作・演出が「バカドリル」や電気グルーヴのPV等でお馴染みの天久聖一に変わり、ゲストが荒川良々と辺見えみりという新鮮な面子。きっと食い合わせは良いだろうと思ってはいたけど案の定スゴく面白かった。

近年やってきたコントの羅列というよりは下地になる物語が現れては消え、それが最後にはらせん状に繋がっている。ナンセンスなだけではなくてカオスでどこか物悲しい展開は天久聖一の真骨頂。

そこに原発ネタもバンバン盛り込んでくるので笑っていいのか悪いのかちょっと迷うところがイイ。まぁ笑ったけど。

何にせよナンセンスやシュールレアリスムは単に「ワケの分からないもの」だけではなく、こちらを挑発してくるからこそ見応えがあるのだなあと。それを体現しているのが六十を超えたオジさん達というのだからやはりシティボーイズ最強。

あと毎年、俺が観に行く回は必ず斉木しげるが台詞をトチって、カーテンコールの際に大竹まことに叱られるという光景が続いています。頑張れ斉木しげる。
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by erenoa70 | 2011-09-19 14:55 | Others
「マッハ!ニュー・ジェネレーション」を見ましたよ
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DVDレンタルで「マッハ!ニュー・ジェネレーション」を見ましたよ。

「マッハ!」シリーズとは関係なく(原題は「Bangkok Knockout」。カコイイ!)、ハリウッド映画のオーディションに集められた若いスタントマンたちが罠にかけられて悪い奴らと戦うことになるというお話。ただそれは格闘シーンを見せるためだけの装置にすぎなくて、一山なんぼのスタントマンたちが戦う様子をひたすら見せるだけという素晴らしい映画。

それがどう凄いかは予告編を見てもらった方が早いです↓



人が思いきり蹴り飛ばされるのはまだ見慣れてるとしても、普通に車に轢かれるとか、鉄パイプで頭部を強打されるとか、走るトラックの下で殴り合うとかあまりお目にかかれない衝撃映像の数々が貴方をお待ちしてます!

とはいえ、名もなきスタントマンたちが力を合わせて最強の敵に挑むというクライマックスはタイ映画の”若いちから”を感じさせる構図になっていてすごく良かった。つうかタイにはこんなアクションやれる人間がどんだけいるんだって話です。

あとその最強の敵を演じているのは本作の監督パンナー・リットグライさんなんだけど、相変わらず顔が怖すぎ!顔面最強!というわけで連休の暇な時にでも見るのは最適だと思ったので是非。
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by erenoa70 | 2011-09-18 03:11 | Movie