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2011年 極私的映画ベストテン
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1:「ラブ・アゲイン」
2:「スプライス」
3:「キラー・インサイド・ミー」
4:「ブラック・スワン」
5:「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」
6:「ファースター 怒りの銃弾」
7:「スカイラインー征服ー」
8: 「宇宙人ポール」
9: 「ハンナ」
10:「探偵はBARにいる」


年もおしせまり何かとご繁忙のことと思いますが、それとは関係なく2011年に観た映画の中からベストテンを選びましたよ。

とにかく笑って満たされた気分になれた「ラブ・アゲイン」が一等賞。凄いという意味で凄い「スプライス」、ザッツ・オール!なラストがたまらない「キラー・インサイド・ミー」、映画のマジックを堪能した「ブラック・スワン」、「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」で刺激を受け、これくらいが丁度いいと「ファースター 怒りの銃弾」で感じた。予想の遥かななめ上をいった「スカイラインー征服ー」に、ひたすら顔がほころぶ「宇宙人ポール」、その足でサントラ買って帰った「ハンナ」、やれば出来んじゃねの!な「探偵はBARにいる」となりました。

その他に「ソーシャル・ネットワーク」 「富江 アンリミテッド」「ピラニア 3D」「ザ・ファイター」「エンジェル ウォーズ」「イップ・マン 葉問」 「メカニック」「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」なども捨て難かったです。

今年も面白い映画が多かった。来年は映画館に住みたいです。
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by erenoa70 | 2011-12-27 13:04 | Movie
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」を観ましたよ
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新宿ミラノで「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」を観ましたよ。

シリーズ最新作は「アイアン・ジャイアント」「MR.インクレティブル」の監督ブラッド・バードが実写作品に初挑戦という事で注目してたわけですが、やはり実写でもアクション演出はスゴく上手くて何度も前のめりになってしまいました。

単にハリウッドのアクション超大作というだけではなく、徐々にこれがスパイ映画であることを思い出させてくれる展開も良かった。正体を隠して取引する場面での「バレたらどうしよう・・・ッ!」というハラハラ感は大好物です。

そんな演出に答えるべく、トム・クルーズも身体を張って大奮闘。きっと年齢に負けてたまるかという意地もあるとは思いますが、ドバイの高層ビル・ブルジュ・ハリーファでのスタントを使わない一連のシーンはまるで何かの通過儀礼のような厳粛さえあり、思わず祝福などしたくなる。

チームのIT係として再登場するサイモン・ペグもコメディ・リリーフとしての役割を果たしつつ、ちゃんと見せ場があるで嬉しい限り。なぜか今でもサイモン・ペグを観るとハリウッドでちゃんとやっていけるかなあと心配になります(親戚目線)。
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by erenoa70 | 2011-12-24 16:38 | Movie
「ゴモラ」を観ましたよ
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渋谷シアター・イメージフォーラムで「ゴモラ」を観ましたよ。

イタリア・ナポリの犯罪組織「カモッラ」に潜入取材した手記が原作の実録もの。ゴモラとは調子こいて神に滅ぼされてしまった都市の事ですが、ここに出てくる街の詰んだ感はハンパないのでこれも言いすぎじゃない。書いてて気づいたけど「Gomorrah」と「Camorra」をかけてるんですね。

映画は犯罪に関わる人達をじっくりと眺めていくわけですが、対象を突き放したようで決して目を背けない演出はそれ事態がこちらへの問いかけになっていてとても素晴らしかった。

あらかじめ選択肢を奪われた人々にとっては犯罪も暮らしいくための手段になっていて、善悪とか言ってる場合じゃねえというシビアすぎる状況。そうして彼らの稼ぐわずかな銭が、ユーロ圏はもとより世界全体へ繋がっていく。キレイでも汚くても銭は銭というわけです。

ナポリと言えば秋に旅行してきたばかりですが、街が汚いと聞いていたけどそうでもなかった。なんでも行政が本格的に清掃に乗り出したところ、マフィアがその清掃事業を横取りしたとかで、もう良いんだか悪いんだか分からないことになっていました。

下町チックな中心部から少し離れると明らかに雰囲気の違う一帯が広がっていて、今思えばあの辺りが映画の舞台だったのかなあと思います。
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by erenoa70 | 2011-12-23 14:56 | Movie
「50/50 フィフティ・フィフティ」を観ましたよ
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新宿武蔵野館で「50/50 フィフティ・フィフティ」を観ましたよ。

大嫌いな難病ものに大好きなジョセフ・ゴードン・レヴィットとセス・ローゲンが挑戦!ということで期待と不安が入り交じった状態で劇場へ出かけたわけですが、これが"俺たちの難病もの"とも言える出来になっていて大変感心しました。

難病ものが嫌いな理由は色々あるけど、一言でいうと"不自然"な事かなーと思います。大きな命題であることは間違いないけど死を特別扱いして可哀想な感じに描くのはやはりしっくりこない。

そこへいくと本作の飾らなさは異常。お決まりの辛気くささは皆無で、小粋なギャグで笑わせながらも静かに問題に寄り添う感じはとても心地よいです。

それを実現出来たのはキャスティングによるところが大きい。演技の幅を広げてる我らがJGLはもちろん、彼を支えるセス・ローゲンは本当に頼もしい。俺が死にそうになったら是非とも呼ぼうと思います。
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by erenoa70 | 2011-12-23 13:49 | Movie
「ピザボーイ 史上最凶のご注文」を観ましたよ
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シネマスクエアとうきゅう東京で「ピザボーイ 史上最凶のご注文」を観ましたよ。

ピザの宅配に行ったら身体に爆弾をセットされ銀行強盗を強要されてしまうというコメディ。実際にこんな爆弾事件がありましたが全く関係ないです。罰当たりですね。

「ソーシャル・ネットワーク」で若き成功者を演じたジェシー・アイゼンバーグがピザ屋のバイト役。彼を中心としたキャスト同士の掛け合いで魅せてくれるタイプの映画で緩く楽しめました。

一番の発見は友人を演じたインド系のアジズ・アンザリ。映画ではあまり見かけないコメディアンの人だけど、早口で一生懸命に喋る独特の雰囲気がクセになって途中から目が離せなくなる。今後がとても気になります。

犯人役のダニー・マクブライドはジャド・アパトー組の常連さんで、うすらデカいバカをやらせたら右に出るものはいないわけですが、バカならまだしも今回はダメ人間の要素を全て兼ね備えたクズっぷり全開でさすがに呆れました。

その他のキャストも面白い人がたくさん出てくる。おそらく脚本のアウトラインはしっかりしてると思うんだけど、現場でどんどんギャグを足していき、なるだけ下らないものにしようという志はなかなかのもんです!
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by erenoa70 | 2011-12-20 05:02 | Movie
「マネーボール」を観ましたよ
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新宿バルト9で「マネーボール」を観ましたよ。

メジャーリーグの貧乏球団を率いるブラピが金持ち球団に対抗するために「マネーボール理論」なるものを引っさげ、改革に打って出るというお話。ビジネス的な会話劇になるのかと思いきや、構成自体は弱者が強者へ挑むというスポコンものになっていてスゲー燃えました。

選手を獲得する際の駆け引き等がスポーツ的な緊張感とスピードで表現されるのには驚いたし、クライマックスの試合場面も独創的で思わずグッと息を飲んでしまう。元選手で挫折した経験のあるブラピが非情な決断で選手を動かし、改革を断行していく姿もよかった。

そのブラピが改革のブレーンとして抜擢するのがコメディ好きにはお馴染みのジョナ・ヒルで、二人が同じ画面に収まった時の凸凹感が何とも楽しかったです。

また古参のスカウトマン集団のおじいちゃん達が旧体制の象徴として存在していて、「あいつは嫁さんと仲が悪いからなー」とか「見た目いいよね」とか完全に茶飲み話気分で"会議のための会議"を重ねている姿に笑った。

どこの世界も同じというか、自分の仕事でも似たような状況があるので俺もジョナ・ヒル的な人物を隣に置くべきとブラピ気取りで考えながら劇場を後にしました。
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by erenoa70 | 2011-12-19 13:11 | Movie
「ラブ・アゲイン」を観ましたよ
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シネマート新宿で「ラブ・アゲイン」を観ましたよ。

原題は「CRAZY, STUPID, LOVE.」。長年連れそった奥さんからズバリ離婚を切り出されてしまったダサいお父さんが、スゴ腕ナンパ師からレクチャーを受けてモテ男に変身するー!と聞けばいつもの"童貞コメディ"を連想させますが、それだけでは終わらない素晴らしい作品に仕上がっています。

スティーヴ・カレル演じるお父さんは若くして結婚してからずっと奥さん一筋。子供からの信頼も厚く、なんで離婚されるかがサッパリ分からない。ただ夫婦の間で何らかの決定的な断絶がある事は間違いなくて、自分を変えていく過程でそれが何なのかを探っていく。

それをバカみたいな失敗を繰り返していくのでゲラゲラ笑って見れるわけですが、「20年間、身体に合わないスーツを着ていたよ」というセリフは象徴的で、時には立ち止まって自らを省みる必要性を示してくれます、元「40歳の童貞男」のカレルが。

また彼の13歳の息子がいかにも童貞らしいノープランな戦法で年上の女子高生に挑んでいく姿にもグッとくる。彼を筆頭に、夫婦間の問題だけでなく周りの人達の関係性もキッチリ描かれているので映画全体に深みが増す。そんな彼らが集合するラストシーンは多幸感に満ちあふれてホントに素晴らしい。素晴らしいです。

誰かと添い遂げるということは容易ではなく、時間が経つにつれ関わり方も変化していく。それでもなお、大事に育んでいくだけの価値がそれにはある・・・なんてクサい事を考えるのは自分が結婚なんて大層な真似をしたからかも知れませんが、起伏に富んだ脚本といい、ここぞ!という箇所で決まりまくる演出といい、魅力的すぎる俳優達といい、今年ベスト級の大傑作なのでこれはもう観た方がいいです!

※都内では23日までシネマート新宿で、来年1月6日までシネマート六本木での上映が決まっているそうですよ
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by erenoa70 | 2011-12-17 15:05 | Movie
我らBloodPack
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先週末はうちのワイフの実家のある福井まで食事会。

身内だけの顔合わせ的な場だったけど、それなりの場所でそれなりの緊張感があり、完全にラフな旅行気分でやって来たうちの両親は「完全に失敗した」という顔をしていました。

かくいう自分達もラフな気持ちでやって来たけど、さすがにこういう場だと否応無しに家庭を持った事を実感させられる。これから社会性やら世間体やら引っ括めて何かが変わってくるのだ。でもこの"否応無し"な感じってそういうものかなあとも思う。「やってやろうじゃねえの」とも思う。

宴は義父がカラオケでテレサ・テンなど歌って和やかに終わったけど、隣に座っていたうちの父親が珍しく周りに気を使っている姿が印象に残った。この人との関係も変わっていくのだろう。

これまで父親のちょっとした言い回しや、母ちゃんに対する態度など、「俺と似てるなあ」と思わされることも多くて スゲー嫌だったけどこれも血筋だと諦めたらスッキリした。今後、都合の悪い事は血筋のせいにします。

翌日は義兄や義姉と昼飯。ここ数年で自分の頭に白髪が目立ってきたという話題になり、きっと坂本龍一みたいになるよ!と慰められた。

そういえばうちのワイフにも「もうロマンスグレーを目指すしかないね」と言われた事がある。俺もそう思う。
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by erenoa70 | 2011-12-14 17:09 | Stupid
「スポーツ映画ベストテン」に参加しましたよ
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男の魂に火をつけろ!さんの企画「スポーツ映画ベストテン」に参加しましたよ。

基本的にスポーツには興味が無いので難しいお題・・・そこで自分の中で「見終わった後に実際にやってみたくなったスポーツ」という指針を設けました。

1:「オーバー・ザ・トップ」(アームレスリング)
 一位はこれで。公開直後から学校ではスタローンが大量発生。学生帽を後ろに被り、休み時間ごとにアームレスリング大会が開催されるという事態に。この為に学校に行ってたと言っても過言ではなく、今でも右腕の筋肉の方が発達してるのはこのせいだと思います。
前売り券の特典が直径20cmくらいある、どこにどうやって付けんだ!ていうデカい缶バッチだったり、友達のフクモト君が切符売り場のお姉さんを「先生!」と呼んでしまったりと余計な思い出も多い作品です。

2:「柔道龍虎房」(柔道)
"登場人物全員が柔道が出来る"という設定は「シェルブールの雨傘」に続くSF作品だとも言える。見終わって友達や彼女に「ちょっと払い腰させて」とせがんでは嫌がられたのも今では良い思い出です。強姦、イカン!

3:「泳ぐひと」(水泳)
スポーティとはほど遠いニューシネマの傑作ですが、ダラダラと豪邸のプールを泳いでいくバート・ランカスターがとにかく気持ち良さそうで水泳はスピード競技ではないと思ってる。

4:「BMXアドベンチャー」(自転車・BMX)
地方では「ネバーエンディングストーリー」の併映でオマケ的な扱いだったけどこっちの方が面白かったオーストラリア映画。なにげにニコール・キッドマンの映画デビュー作でもあります。アクロバティンクなBMXは買えなかったので、普通のチャリで崖を転げ落ちて遊んでました。

5:「ハートブルー」(サーフィン)
これはサーフィンの他にスカイダイビングもありどっちにするか迷ったけど、ラストのサーフィンはとても印象的。あと仰向けで「わー」て言いながら銃を乱射する名場面は射撃競技としてもエントリーしたい気分。

6:「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」(野球)
サム・ライミ監督作の中で最も軽んじられてるであろう作品。試合の進行と、ピッチャーであるケビン・コスナーの思い出が同時に描かれるという凝った構成や、野球中継そのままの画面構成など、面白い要素はたくさんあるので一回くらい野球を観てもいいかなーと思いました(思っただけ)。

7:「ロック・アップ」(アメフト)
刑務所&アメフトの組み合わせは「ロンゲストヤード」も素晴らしいけどリアルタイムで観たこっちで。イジメ抜かれた後に怒り爆発、ていう中では一番燃えたし刑務所に入ってみたくなった。

8:「グラン・プリ」(カーレース)
これはカーレースというよりソール・バス製作のオープニングタイトルが素晴らしくて何度も観た。でもこれ以降、車にサッパリ興味がないあたり自分の薄っぺらさを実感してます。

9:「ウィンブルドン」(テニス)
ワーキングタイトル社製らしい、ライトで楽しいテニス&ロマコメ映画。それでいて試合自体の撮り方は凝っていてスポーツ映画としては意外に燃える。そういや中学の時に軟式テニスやってたけど圧倒的に才能がないことを知り、静かにコートを去りました。

10:「鉄拳」(ボクシング)
ゲームじゃない方の鉄拳。デビュー作「どついたるねん」で高い評価を得た阪本順治が第二作目にして調子に乗りまくってるのが分かってスゲー楽しい。いちおうボクシングに分類はしてるけど要はケンカです!

というわけで10作品。ホントは格闘技だけで埋まってしまうけど、どこかで格闘技はスポーツじゃないと失礼な事を思っているので少なめにしました。

選ぶのが難しかった分、色々と思い出して楽しかったです!
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by erenoa70 | 2011-12-08 23:41 | Movie
東京フィルメックス「奪命金」を観ましたよ
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第12回東京フィルメックスで「奪命金 」を観ましたよ。

ジョニー・トーさんの新作は自身でも「新しい試み」と語る意欲作。いつものような銃撃戦は一切なく、不動産バブルを背景にした金融ノワールとも言える不思議なジャンルに仕上がっているわけですが、この新しい試みがズバリ成功していてめちゃめちゃ面白かった。

恋人とマンションを探す刑事、バカ正直なチンピラ、営業成績の上がらない銀行OLという関わりのない三人の群像劇でありながら、中国本土からユーロ圏のギリシャ危機まで、金融や不相談投資に一喜一憂する人々をスリリングに描いています。

あまり馴染みのネタで戸惑っている内に、徐々にどこを取ってもジョニー・トーとしか言いようのない映画になっていくのがたまらない。時系列をイジった構成もバッチリ決まっていて気持ちいいです(これは例によって撮影期間が長くバラバラに撮ったからだろうけど)。

場面転換で流れる女性の軽やかなスキャットも、作品全体に緩急を与えていて効果バツグン。ファンなら分かる小ネタも挟む余裕もあり、ホント隅々までよく出来ているなーと感心しきりでした。

あと次に観る時はチンピラを演じるラウ・チンワンが何回まばたきするかも数えてみたいと思います。すっげーパチパチすんの。


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by erenoa70 | 2011-12-06 23:23 | Movie