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忍者外伝
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前に「ズボンを脱いだままドーナツ上にしておく」という忍法の話を書きましたが、あれからも日々の修行を重ねこの忍術は進化しています。

先日もまた脱いだままにしておいたら、うちのワイフから「これはまた見事な忍法だな」と言われたので上機嫌になりましたという報告ですキャップ!
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by erenoa70 | 2012-04-29 01:58 | Stupid
「別離」を観ましたよ
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ル・シネマで「別離」を観ましたよ。

離婚を前提に話し合いを続ける夫婦と、父親の介護、子育て、別の家族との裁判沙汰、という発言小町のようなモチーフと、素っ気ないタイトルからしたら完全にスルーするタイプのイラン映画ですが、観てみたらとんでもなくエキサイティングで面白かったです。

エキサイティングと言っても別に戦艦が爆発したり人食い生物も出ないけど、ちょっとした嘘や猜疑心からトラブルが雪だるま式に増えて死ぬほど面倒臭くなっていく緊迫感はスゴいものがある。

たしかに平凡な家族の小さな問題かも知れないけど、北野武が「本当に恐い暴力は食卓をひっくり返すようなこと」と言ってたのを思い出しました。

脚本が上手いのは言うまでもないですが、イラン映画の特色であるドキュメンタリー的な演出ズバリはまっている。中東の人達と付き合いがなくて見慣れないというのが大きいとは思うけど、欧米と"お芝居"の定義が違うのかと思うほど演技と事実の境目が曖昧だからイヤでも主人公たちの行く末を心配したり、それはどうかと叱責したりしたくなるわけです。

ラストカットの"どうしてこうなった"感は本当に素晴らしいので是非。

そんな素晴らしい映画なのに、映画館の窓口で「別離(わかれ)、一枚!」と言ったら「別離(べつり)ですね!」と訂正され赤っ恥を晒したのはこの俺です。
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by erenoa70 | 2012-04-28 23:26 | Movie
「バトルシップ」を観ましたよ
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新宿ミラノで「バトルシップ」を観ましたよ。

内容あんま覚えてないけどスッゲー爆発してたし面白かったです!
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by erenoa70 | 2012-04-25 17:38 | Movie
「コーマン帝国」を観ましたよ
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新宿武蔵野館で「コーマン帝国」を観ましたよ。

これまで500本以上の映画を手がけてきた御大ロジャー・コーマンの功績を讃えるドキュメンタリー。変にマニアックになり過ぎず呑気なくせに、めちゃくちゃ情熱的でスゴく良かった。

コーマンさんが作ってきた低予算のモンスターやSFのいわゆるB級映画は、主に暇でモテない男性に向けて作られたもので、なによりビジネスとして儲ける事が至上命題となる。しかしそうした銭勘定の一方でコーマンさん自身が芸術家としての評価を欲しがっていたという部分が興味深い。

どうしたらその暇でモテない男の財布のヒモを緩める事が出来るか?という問いに「爆発&オッパイ」とズバリ答える潔さといったらないわけですが、もう一つ「作品はやや左寄り、反体制であること」が儲ける条件に入っている。

仮に映画が欲望を満たす為のものだとしたら、何もかも忘れてパーッと楽しもうというだけでなく、そこに現実の不満や憤りを描く事もまた必要で、またそれが商売になるという理屈が大人の事情すぎてたまらない。

そうした姿勢に惹かれて映画の道を志す若者たちが彼の周りに集まり、アメリカのみならず世界の映画界を支える人材を輩出しているのも改めて考えるとスゴい話。

その偉業を称えられアカデミー賞の名誉賞を授与するクライマックスで、若い映画製作者たちへ向けて発せられる御大の言葉はとても85歳を超えたクソジジイとは思えないほどエネルギッシュかつ挑発的で素晴らしかった。そんな気はなかったのに思わず勇気づけられました。

あと決して臆する事なく「コーマン帝国、コーマンコーマン」と連呼していた劇場の女性スタッフもプロとして素晴らしかった。
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by erenoa70 | 2012-04-24 18:46 | Movie
「ビースト・ストーカー/証人」を観ましたよ
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シネマスクエアとうきゅうで「ビースト・ストーカー/証人」を観ましたよ。

逃げる犯人、追う刑事、それに巻き込まれてしまった気の毒な母と子が、さらに気の毒なことになっていく香港製のクライムサスペンス。

気の毒なのは母子だけじゃなく、この映画に出てくる人はみんな身体的にでも、精神的にでも、もれなく気の毒な事になっていくから大変。それを過剰すぎるドラマ性とアクションで表現していく。

近年、こうしたテイストは韓国映画にお株を奪われている感がありますが、負けてらんねえ!という香港映画の意地を感じさせてくれる。この熱気にあてられ、「やりすぎだよ!」という展開にも思わず引きずり込まれてしまいました。

身体に傷を負う、また負わせるという事が必要以上に痛々しく描かれているのも良かった。それが自分の傲慢さから生まれてしまった無念さや後悔を思うと、登場人物たちに同情して胸が締めつけられる思いがする。

そしてラストで明かされるのは、その締めつけられた胸をさらにブン殴ってえぐるような事実で、何だかこっちまで気の毒な人になってしまった気にさせられました!
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by erenoa70 | 2012-04-19 17:24 | Movie
「ドライヴ」を観ましたよ
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新宿バルト9で『ドライヴ』を観ましたよ。

昼は映画のスタントマン、夜は犯罪者の逃亡を手助けする天才ドライバーが、とある人妻と出会った事からトラブルへと巻き込まれていくノワールもの。

すごく不思議な映画で、見終わってしばらく経つのに自分の中でまだ評価が定まらなくて、スゲエなって部分と、どうかなって部分がある。

スゲエなってのは、謎の男・女・金・車というおなじみの材料を使いながらもオリジナルな作品に仕上げている部分で、余計な状況説明をせずに余白を残すことで登場人物たちへの興味を最後までグッと惹きつける。唐突に出てくる(ホントに唐突)グロ描写もとてもいいアクセント。

どうかなってのは、やはりセリフが少ない代わりに音楽が効果的に使われていて、またこれがセンスのいいエレクトロとか流すからパッと見はオサレな雰囲気映画に思えてしまう部分。良い部分の裏返しではあるけども、観る人をかなり選ぶよなーと。それをこの題材でやる事への違和感はあります。

ただ、これまでの犯罪映画を咀嚼しながら完全に変なものを作ったことの驚きはあります。人によっては人生の一本になり得る作品。

あと主人公のゴズリングさんが着てるサソリのジャンパーが超カッコ良かったけど、たぶん俺が着たらバカみたいだろうなあ・・・とガッカリしながら新宿のネオンへと姿を消しました。
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by erenoa70 | 2012-04-18 12:36 | Movie
「スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜」を観ましたよ
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新宿ピカデリーで「スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜」を観ましたよ。

大統領予備選を巡って繰り広げられる、選挙参謀たちのドス黒い駆け引きを描くジョージ・クルーニー監督のポリティカル・サスペンス。

新しい季節が始まり、そろそろ新入社員に向かって上司のオッサンが「大人は汚いよー怖いよー」みたいな意味の無いハッタリをかましてる頃ですが、この映画に出てくる大人たちはハッタリじゃなくホントに汚くて恐ろしい。

世界情勢を左右するアメリカ大統領選が舞台だから綺麗ごとじゃなく厳しいのは当然だけど、ここまで人間の情や情けが役に立たないとなると、もう夢も希望も無いんじゃないかという気持ちにさせられる。

しかもそれを見せつけるのがベテラン選挙参謀のシーモア・ホフマンとポール・ジアマッティの両雄。どちらもけっして感情的にならず理詰めで追い込み、時には悲哀の表情を携えつつバッサリ目の前の人間を切り捨てていくので思わず謝りたくなる。まあ謝ったって聞いちゃくれないけどな。

そんな妖怪たちに翻弄されるのがライアン・ゴズリング。カッとなって怒鳴り散らしてしまうあたり、まだまだ小僧だなという気はしますが、その感情と引き換えに政治の世界で生きていく術を身につけていく。もともと何を考えてるかよく分からない顔してるし適役だと思いますゴズリングさん。

当の大統領候補を演じているのはジョージ・クルーニーですが、先月はスーダンへの人道支援を求める抗議活動で逮捕されるなど、元から政治的意識の高い人。それだけにこの作品に込められたメッセージも色々な見方が出来るし、自らの人脈を活かしたキャスティングと手堅い演出でそれを商業ベースに乗せるという大人ぶりを発揮しています。

きっとポール・ジアマッティあたりは「ある夜、突然ジョージから電話があってね。『ポール、今年のバカンスはキャンセルだ!』なんて言うもんだから、すぐにピンときて出演を決めたよ。まだ脚本も読んでないのにね(笑)」とか何とか言ってるんじゃないかと想像。
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by erenoa70 | 2012-04-13 04:20 | Movie
惰眠の季節
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また電話で「寝てた?」と言われ「寝てないよ」と嘘をついてしまった。

たまに考えるのだが、もしここで「ホントに?寝てたんじゃない?」と追求されたら一体どうするんだろうかと思う。

「悪い、ホントは寝てたんだ」と正直に言うだろうか?いやおそらくは「寝てた。マジで寝てた」とまた嘘をつくだろう。

そうするともう後には引けないから、さらなる追求にはさらなる嘘を重ねていくことになる。なぜ寝てないなんて言うのか?というシンプルな疑問は、なぜ起きてると言い張るのか、そもそも本当にお前は起きているのか?という禅問答へと変わっていく。それら全てをその場しのぎの嘘でやり過ごすわけだから、至る所にほころびが出てきて当然だ。

ある朝、私は家族を捨て、友を捨て、仕事を捨て、全く知らない遠くの国へと旅立つ。そこでゼロからやり直すのだ。今度こそ正直に、しようもない嘘などつかず真っ当に生きていくのだ。

しかし、その新しい土地で「寝てた?」と聞かれたら「寝てないよ」と言う自信もある。「ホントに?」と追求されたらさらに嘘で塗り固めていくだろう。そうした素振りの演技も随分と上達してるだろうし、雰囲気に応じて嘘の設定やエピソードを使い分けるテクニックも身につけている。年期が違うのだ、バカにしてもらっては困る。

そんな事を考えてたら眠くなってきたので、もう一度寝た。
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by erenoa70 | 2012-04-11 19:24 | Stupid
「総天然色ウルトラQ」BD発売記念オールナイトイベントに行ってきましたよ
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3月30日に新宿ミラノで開催された「総天然色ウルトラQ」BD発売記念オールナイトイベント"たいせつなことはすべて怪獣がおしえてくれた"に行ってきましたよ。

「ウルトラQ」がデジタル技術でカラー化されると聞いて、最初はそれってどうなの?と思ったけど、この作り込み方と出来映えはちょっとハンパない。日米印のスタッフ200人以上が2年以上をかけて作業したという規模なだけあって、これはBDが結構なお値段するのも納得。

この日に上映されたのは全27話の中から10本。第一話に登場したゴメスに始まりガラモン、ペギラ、カネゴンにケムール人までたくさん怪獣が見れて大満足。特に「カネゴンの繭」はカラーになるとまた印象が違った。子供たちが主役なのでカラーで賑やかな感じが増してるしカネゴンは可愛いしでオリジナルより数段良かった。

また上映前には、みうらじゅん&町山智浩のトークショーもありました。ちょっとだけかと思ったら90分くらい怪獣の話しててスゲー楽しかったけど、みうらじゅんが子供の時に怪獣のマネをしていて、「怪獣は服なんて着てないんだから、俺も裸じゃないといけない」と思い立ち、パンツ一丁で布団の山なんかを崩して暴れてたらお父さんに見つかったというエピソードも良かったです。怪獣、最高!


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by erenoa70 | 2012-04-10 19:14 | Movie
「トロール・ハンター」を観ましたよ
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TOHOシネマズ日劇で「トロール・ハンター」を観ましたよ。

ノルウェー政府は隠蔽しているが、北欧の妖精・トロールは本当に実在する!いやマジでマジで本当に、というモキュメンタリー・ホラー。

さすがにこの手のものは食傷気味で、予告編を見ても「よくやるよ!」くらいの印象しか無かったけど観てみないと分からないもので、ホントに良く出来ていて愛すべき作品。すげー楽しかったです。

トロール・ハンター業を営むオッサンの仕事ぶりをカメラが追いかける形で映画は進むわけですが、カメラに写るものと写らないもののバランスが絶妙で、駄目なモキュメンタリーにありがちな興ざめする部分が一つもない。

トロールの姿も出し惜しみせず、見せる時は思いきりババーン!と出るし、もっと見たいなと思うあたりでサッと隠れるから憎たらしい。トロールに色んな種類がいてサイズも特性も様々なのも良かった。

何より、熟練したトロール・ハンターの職人仕事には目を見張るものがある。長年の勘と経験をたよりに獲物を探し出し、DIY精神に溢れた武器で戦う。時には「この仕事なんて深夜手当ても出ないし辛いんだよ・・・」と愚痴ったりもするけれど、命をかけ自らの仕事を全うしようとする。

その背中を見ていると、労働とは?仕事とは?生きがいとは?と考えざるを得ません。トロール云々はともかく、そう思ったのは本当に本当です。
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by erenoa70 | 2012-04-06 09:59 | Movie