2008年 09月 21日
「ウォンテッド」を観ましたよ
ボンクラ青年が殺し屋集団にスカウトされて本当の自分に目覚めるという展開もボンクラならそれを観て喜ぶ俺もボンクラという「ボンクラのボンクラによるボンクラのための」映画。 いわゆる通過儀礼のお話だけど、やはり見所はその狂った映像。「ナイト・ウォッチ」でクドいなーと思っていたロシア人監督、ティムール・ベクマンベトフの映像技法がさらに輪をかけてクドく、というか明らかにやり過ぎでもう楽しいったらありゃしない(ちなみに予告編の60倍はああいうシーンがある)。 弾道を曲げる「バレット・カーブ」という銃の撃ち方は劇場を出たらすぐにマネしたくなるし、指南役として登場するアンジェリーナ・ジョリーは殺しの他にも色々とお願いしたくなるに決まってる。 ラストカットも過去への決別を力技で表現していて素晴らしいなあと思った。まあボンクラからは決別出来そうにもないけどな!
by erenoa70
| 2008-09-21 12:52
| Movie
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