2010年 01月 08日
「バッタ君、町に行く」を観ましたよ
ディズニーのライバルとして有名なフライシャー兄弟のアニメーション作品で、1941年製作だからもう今から70年も前の作品。都会に住む虫たちが無神経な人間のせいで草むらの住まいを追われてしまうというお話。 虫たちのいかにもアニメチックなデザインとアクションで魅せたかと思えば、人間は写実的なシルエットにする描き方などメリハリが効いてて楽しめた!古さも感じさせず、あのアニメ名セリフの元ネタとなる皮肉の利いたラストにもニヤリとさせられたわけですが、個人的に興味があったのはアニメーションの技術面。 70年前の作品ながらフライシャー兄弟が発明したロトスコープという実際の役者をトレースする撮影技術は今のモーションキャプチャーの原型だし、背景を重ねるセットバックの考え方ってグラフィック系の作業でいうレイヤーと一緒じゃんね。 となると、70年もの間お前等は何やってたんだ!!と無責任に叱咤すると同時に、全てはアイデアであるという真実にもたどり着いたので、なんだか幸先のいい年明けとなりました!虫、大好きっ!
by erenoa70
| 2010-01-08 23:34
| Movie
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